1.4.21 ログ出力アクティビティダイアログ
ログ出力アクティビティの詳細を定義するダイアログです。
次のどちらかの操作をした場合に表示されます。
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キャンバスのログ出力アクティビティをダブルクリックする
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キャンバスのログ出力アクティビティを選択して右クリックし,[設定]を選択する
ログ出力アクティビティの定義手順については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「5.6.13 ログ出力アクティビティ」を参照してください。
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- [アクティビティ名]
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アクティビティの名称を指定します。使用できる文字は,XMLSchemaのNCName定義文字です。また,アクティビティ名は,ビジネスプロセス(スコープ内も含む)内で一意になるように指定します。
- [ログ出力識別子]
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ログ出力識別子を指定します。
ログ出力識別子はログ出力先を一意に識別する文字列です。事前にログ出力アクティビティ定義ファイルで定義したログ出力識別子の中から,出力情報に該当するログ出力識別子を1つ指定します。
ログ出力アクティビティ定義ファイルについては,「3.20.1 ログ出力アクティビティ定義ファイル」を参照してください。
- [ログ出力内容]
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出力するメッセージの指定方法を次の中から選択します。
- [リソースKey]ラジオボタン
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出力するメッセージをメッセージ定義ファイルで定義する場合に選択します。この項目を指定するには,事前にメッセージ定義ファイルの作成が必要です。
メッセージ定義ファイルの中から,出力するメッセージが定義されたプロパティのキーをテキストボックスに1つ指定します。キーの形式は「リソースKey-ログの出力レベル」です(「-」は半角ハイフン)。
メッセージ定義ファイルについては,「3.20.2 メッセージ定義ファイル」を参照してください。
- [任意の文字列]ラジオボタン
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出力するメッセージの内容を直接指定する場合に選択します。
メッセージの内容はテキストボックスに,次の点に注意して指定してください。
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改行は指定しないでください。
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制御文字は指定しないでください。
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埋め込み文字を指定する場合は,添字を{ }で囲んで指定してください。
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- [埋め込み要素]
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出力するメッセージに埋め込み文字を使用する場合に,埋め込み要素を指定します。
- [一覧]
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メッセージ内容の埋め込み文字に割り当てる埋め込み要素が,添字の順に一覧表示されます。
例えば,メッセージ内容に埋め込み文字を「Element = {0}, {1}」と定義する場合,{0}の部分には添字「0」の埋め込み要素値が,{1}の部分には添字「1」に設定された埋め込み要素値が埋め込まれます。
埋め込み要素の追加・編集は,[ログ出力アクティビティ]サブダイアログで設定します。
埋め込み要素と埋め込み文字の数が一致しない場合は次のようになります。
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埋め込み要素の数がメッセージ内容の埋め込み文字の数より多い場合,超えた分は無視されます。
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埋め込み要素の数がメッセージ内容の埋め込み文字の数より少ない場合,足りない埋め込み文字部分は埋め込まれない状態で出力されます。
例:メッセージ内容の埋め込み文字が「Element = {0}, {1}」で,埋め込み要素値が「aaa」1つしか設定されていない場合,「Element = aaa, {1}」と出力されます。
- [添字]
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添字が0から順に連番で表示されます。
- [埋め込み要素値]
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[ログ出力アクティビティ]サブダイアログで設定した埋め込み要素値が表示されます。
埋め込み要素値の表示位置は,[上へ]ボタンおよび[下へ]ボタンで変更できます。
- [追加]ボタン
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[ログ出力アクティビティ]サブダイアログが表示されます。[一覧]に埋め込み要素を追加する場合にクリックします。
[ログ出力アクティビティ]サブダイアログについては,「1.4.22 ログ出力アクティビティサブダイアログ」を参照してください。
- [編集]ボタン
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[ログ出力アクティビティ]サブダイアログが表示されます。[一覧]の埋め込み要素の内容を編集する場合にクリックします。
[ログ出力アクティビティ]サブダイアログについては,「1.4.22 ログ出力アクティビティサブダイアログ」を参照してください。
- [削除]ボタン
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[一覧]で選択した行を削除します。
- [上へ]ボタン
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[一覧]で選択した行の位置が1つ上に移動します。
- [下へ]ボタン
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[一覧]で選択した行の位置が1つ下に移動します。
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- [OK]ボタン
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定義内容を保存してダイアログを閉じます。
- [キャンセル]ボタン
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定義内容を保存しないでダイアログを閉じます。