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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


1.4.17 フォルト送出アクティビティダイアログ

フォルト送出アクティビティの詳細を定義するダイアログです。

次のどちらかの操作をした場合に表示されます。

フォルト送出アクティビティの定義手順については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「5.6.9 フォルト送出アクティビティ」を参照してください。

図1‒86 [フォルト送出アクティビティ]ダイアログ

[図データ]

[アクティビティ名]

アクティビティの名称を指定します。使用できる文字は,XMLSchemaのNCName定義文字です。また,アクティビティ名は,ビジネスプロセス(スコープ内も含む)内で一意になるように指定します。

[割当変数]

フォルトの使い方によって次のように設定有無が異なります。

  • 特定の電文形式のフォルトを上位のスコープまたはビジネスプロセスに送出する場合

    送出するフォルトに割り当てる変数をドロップダウンリストで選択します。

    ドロップダウンリストには,[変数・相関セット一覧]ダイアログで定義した変数のうち,利用可能な変数だけが表示されます。

  • すでに発生しているフォルトをそのまま上位のスコープまたはビジネスプロセスに送出する場合

    変数は設定しないでください。

    この場合,フォルト送出アクティビティはどこかのアクティビティのフォルトハンドラ内に定義する必要があります。フォルトハンドラ内に定義されていない場合は,動作を保証しません。

    注※ フォルトハンドラが多段に定義されている場合,上位のフォルトハンドラ配下の位置にはフォルト送出アクティビティを定義できません。このような位置に定義した場合は動作を保証しません。

[編集]ボタン

[変数・相関セット一覧]ダイアログが表示されます。[割当変数]に設定する変数の内容を編集する場合にクリックします。

[変数・相関セット一覧]ダイアログの詳細については,「1.4.1 変数・相関セット一覧ダイアログ」を参照してください。

[OK]ボタン

定義内容を保存してダイアログを閉じます。

[キャンセル]ボタン

定義内容を保存しないでダイアログを閉じます。