5.10.1 独自定義ファイルの種類
HCSCコンポーネントの独自定義ファイルの種類を次の表に示します。列「独自定義ファイル設定機能を使用する場合」に記載されている実行環境の独自定義ファイル設定機能については，「5.10.3 実行環境の独自定義ファイル設定機能を使用した独自定義ファイルの定義手順」を参照してください。
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分類 |
ファイルの種類 |
独自定義ファイル設定機能を使用する場合 |
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|---|---|---|---|---|
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ファイル名 |
読み込み時期※ |
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ユーザ定義受付 |
SOAP受付 |
SOAP受付定義ファイル |
cscurecpsoap.properties |
受付の起動時 |
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TP1/RPC受付 |
TP1/RPC受付定義ファイル |
cscurecptp1rpc.properties |
デプロイ時と受付の起動時 |
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FTP受付 |
FTP受付定義ファイル |
cscurecpftp.properties |
デプロイ時と受付の起動時 |
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HTTP受付 |
HTTP受付定義ファイル |
cscurecphttp.properties |
デプロイ時と受付の起動時 |
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HTTP受付サービス選択定義ファイル |
cscurecphttp_selection.properties |
受付の起動時 |
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HTTPレスポンスヘッダ定義ファイル |
HTTP受付定義ファイルのhttprecp.response.header.filenameに指定したファイル名 |
受付の起動時 |
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JSON-XML変換定義ファイル |
csc_json_converter.properties |
受付の起動時 |
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HTTP受付ルーティング定義ファイル |
cscurecphttp_routing.xml |
受付の起動時 |
||
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Message Queue受付 |
Message Queue受付定義ファイル |
cscurecpmq.properties |
デプロイ時 |
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ファイルイベント受付 |
ファイルイベント受付定義ファイル |
cscurecpfileevent.properties |
デプロイ時と受付の起動時 |
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Kafka受付 |
Kafka受付定義ファイル |
cscurecpkafka.properties |
デプロイ時と受付の起動時 |
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JSON-XML変換定義ファイル |
csc_json_converter.properties |
受付の起動時 |
||
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gRPC受付 |
gRPC受付定義ファイル |
cscurecpgrpc.properties |
デプロイ時と受付の起動時 |
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スケジュール駆動受付 |
スケジュール駆動受付定義ファイル |
cscurecpschedule.properties |
デプロイ時と受付の起動時 |
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カスタム受付 |
カスタム受付ユーザファイル |
ユーザ任意のファイル名 |
受付の起動時 |
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サービスアダプタ |
SOAPアダプタ |
クライアント定義ファイル |
使用できません。 |
− |
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DBアダプタ |
アプリケーション統合属性ファイル |
cscadapter_property.xml |
デプロイ時 |
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SQLオペレーション定義ファイル |
csa_sql_<任意の名称>.xml |
アダプタの起動時 |
||
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TP1アダプタ |
TP1アダプタ環境定義ファイル |
customadapter_properties.xml |
||
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TP1アダプタ通信構成定義ファイル |
TP1アダプタ環境定義ファイルの<entry key="adptp1_deffile">要素に指定したTP1アダプタの通信構成定義ファイル名 |
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Object Accessアダプタ |
TPBroker環境定義ファイル |
adpoa_tpb.properties |
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Object Accessアダプタ通信構成定義ファイル |
adpoa_com.xml |
|||
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Message Queueアダプタ |
Message Queueアダプタ環境定義ファイル |
customadapter_properties.xml |
||
|
Message Queueアダプタ通信構成定義ファイル |
Message Queueアダプタ環境定義ファイルの<entry key="adpmq_deffile">要素に指定したファイル名 |
|||
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アプリケーション統合属性ファイル |
cscadapter_property.xml |
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ファイル操作アダプタ |
ファイル操作アダプタ定義ファイル |
cscFileOperation.properties |
||
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文字コード変換UOC用独自定義ファイル |
csc_owncodeconvert_in.properties csc_owncodeconvert_out.properties |
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− |
ファイル操作アダプタ定義ファイルの次に示すプロパティで指定したファイル名
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HTTPアダプタ |
HTTPアダプタ定義ファイル |
cscadphttp.properties |
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JSON-XML変換定義ファイル |
csc_json_converter.properties |
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Kafkaアダプタ |
Kafkaアダプタ定義ファイル |
adpkafka.properties |
||
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JSON-XML変換定義ファイル |
csc_json_converter.properties |
|||
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gRPCアダプタ |
gRPCアダプタ独自定義ファイル |
cscadpgrpc.properties |
||
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汎用カスタムアダプタ |
プロトコルコンバータ用独自定義ファイル |
ユーザ任意のファイル名 |
||
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カスタムアダプタ開発フレームワーク動作定義ファイル |
framework_properties.xml |
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カスタムアダプタプロパティファイル |
customadapter_properties.xml |
|||
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カスタムアダプタ用アプリケーション統合属性ファイル |
cscadapter_property.xml |
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カスタムアダプタ定義ファイル |
使用できません。 |
− |
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ユーザ定義受付/サービスアダプタ共通 |
文字コード変換UOC用独自定義ファイル |
csc_owncodeconvert.properties |
受付またはアダプタの起動時 |
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- （凡例）
-
−：該当なし
- 注※
-
独自定義ファイルの読み込みに失敗した場合は，原因に応じて次のように実行されます。
- 所定のディレクトリ下に独自定義ファイルが配置されていない場合
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ほかの方法で定義した独自定義ファイルが使用されます。独自定義ファイルは次の優先順で使用されます。
-
csccmctlコマンド（-operation setオプション指定）で運用環境に設定した独自定義ファイル
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開発環境の画面で定義した独自定義ファイル（アーカイブファイル（EAR/JAR）内の独自定義ファイル）
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- 独自定義ファイルの存在確認中にエラーが発生した場合（独自定義ファイルのディレクトリにアクセス権がないなど）
-
ほかの方法で定義した独自定義ファイルが使用されます。独自定義ファイルは次の優先順で使用されます。
-
csccmctlコマンド（-operation setオプション指定）で運用環境に設定した独自定義ファイル
-
開発環境の画面で定義した独自定義ファイル（アーカイブファイル（EAR/JAR）内の独自定義ファイル）
また，KDEC05215-W（SQLオペレーション定義ファイルの場合はKDEC60006-W）が出力されます。
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- 独自定義ファイルの読み込み時にエラーが発生した場合（独自定義ファイルにアクセス権がないなど）
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KDEC05214-E（SQLオペレーション定義ファイルの場合はKDEC60005-E）が出力され，処理を終了します。
デプロイ時のエラーメッセージは統合メッセージログに出力されます。ユーザ定義受付またはサービスアダプタの起動時のエラーメッセージはメッセージログに出力されます。