8.19.2　取得できるトレース情報

TP1インバウンド連携機能で取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8‒122　TP1インバウンド連携機能で取得できるトレース情報
図中の番号^※1	イベントID	レベル	取得できる情報
図中の番号^※1	イベントID	レベル	インタフェース名	オペレーション名	オプション
1	0xAA16	A	OpenTP1のIPアドレス：OpenTP1のlistenポート番号^※2	−	TP1インバウンドアダプタ側のListenポート番号
2	0xAA12	B	OpenTP1のIPアドレス：OpenTP1のlistenポート番号^※2	−	TP1インバウンドアダプタ側のListenポート番号
3	0xAA13	B	OpenTP1のIPアドレス：OpenTP1のlistenポート番号^※2	−	TP1インバウンドアダプタ側のListenポート番号
4	0xAA02	A	OpenTP1のIPアドレス：OpenTP1のlistenポート番号^※2	−	TP1インバウンドアダプタ側のListenポート番号
5	0xAA04	B	要求サイズ	−	−
6	0xAA05	B	読み込めたサイズ	−	−
7	0xAA18	B	OpenTP1のIPアドレス：OpenTP1のlistenポート番号^※2	電文の種類	TP1インバウンドアダプタ側のListenポート番号
8	0xAA00	A	サービスグループ名	サービス名	呼び出し元のOpenTP1のノード識別子^※3，トランザクショングローバル識別子（トランザクショナルRPCの場合）
9	0xAA17	A	OpenTP1のIPアドレス：OpenTP1のlistenポート番号^※2	−	TP1インバウンドアダプタ側のListenポート番号
10	0xAA03	A	OpenTP1のIPアドレス：OpenTP1のlistenポート番号^※2	−	TP1インバウンドアダプタ側のListenポート番号
11	0xAA10	A	サービスグループ名^※4	サービス名^※5	入り口時刻
12	0xAA01	A	サービスグループ名	サービス名	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻およびエラー応答コード
13	0xAA06	A	サービスグループ名	サービス名	呼び出し元のOpenTP1のノード識別子^※3，キュー内の電文数
14	0x8B86	A	Workのクラス名	メソッド名	リソースアダプタの表示名
15	0x8B87	A	Workのクラス名	メソッド名	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻および例外
16	0x8B8A	A	Workのクラス名	メソッド名	リソースアダプタの表示名
17	0x8825	B	−	−	OpenTP1のグローバルトランザクションID（バイト列）
18	0x8826	B	−	−	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻および例外
19	0x842F	A	Bean名	メソッド名	−
20	0x8431	A	Bean名	メソッド名	−
21	0x8432	A	Bean名	メソッド名	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻および例外
22	0x8430	A	Bean名	メソッド名	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻および例外
23	0xAA08	A	ルートアプリケーション情報^※6	−	−
24	0xAA19	B	OpenTP1のIPアドレス：OpenTP1のlistenポート番号^※2	電文の種類	TP1インバウンドアダプタ側のListenポート番号
25	0xAA0A	B	書き込みサイズ	−	−
26	0xAA0B	B	書き込めたサイズ	−	−
27	0xAA09	A	OpenTP1のIPアドレス：OpenTP1のlistenポート番号^※2	−	TP1インバウンドアダプタ側のListenポート番号
28	0xAA11	A	サービスグループ名	サービス名	入り口時刻
29	0x8B8B	A	Workのクラス名	メソッド名	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻および例外
30	0xAA0C	A	−	−	−
31	0xAA0D	A	−	−	−
32	0xAA14	A	OpenTP1のノード識別子	次のどれかを出力します。 prepare commit rollback	トランザクショングローバル識別子
33	0x8B8C	B	−	−	XATerminatorの引数xidのグローバルトランザクションID（バイト列）
34	0x8B8D	B	−	−	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻および例外
35	0xAA15	A	−	正常時は次のどれかを出力します^※7。 prepared read only committed rolled back 異常時は何も出力しません。	入口時刻
−	0x8B8E	B	−	−	XATerminatorの引数xidのグローバルトランザクションID（バイト列）
−	0x8B8F	B	−	−	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻および例外
−	0x8B90	B	−	−	XATerminatorの引数xidのグローバルトランザクションID（バイト列）
−	0x8B91	B	−	−	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻および例外
−	0x8B92	B	−	−	XATerminatorの引数xidのグローバルトランザクションID（バイト列）
−	0x8B93	B	−	−	正常時：入り口時刻異常時：入り口時刻および例外

（凡例）A：標準　B：詳細　−：該当なし

注※1　図8-73〜図8-79中の番号と対応しています。

注※2　OpenTP1のlistenポートが判別できない場合は「OpenTP1のIPアドレス：−」と出力します。

注※3　呼び出し元のOpenTP1からPRF情報を引き継いでいる場合は，「root RPCノード識別子」が出力されます。引き継いでいない場合は，「呼出元ノードID」が出力されます。

注※4　インタフェース名に出力されるサービスグループ名が判別できない場合は「−」が出力されます。

注※5　オペレーション名に出力されるサービス名が判別できない場合は「−」が出力されます。

注※6　J2EEアプリケーションの停止時だけ出力します。出力する内容を以下に示します。

呼び出し元のOpenTP1からPRF情報を引き継いでいる場合は，OpenTP1から引き継いだルートアプリケーション情報を出力します。
呼び出し元のOpenTP1からPRF情報を引き継いでいない場合は，TP1インバウンドアダプタが採番したルートアプリケーション情報を出力します。

注※7　それぞれ次の条件の場合に出力します。

prepared：プリペアが完了した場合
read only：リソースへのアクセスが参照の場合などプリペアの結果がリードオンリーだった場合。または実行したMessage-driven Bean（サービス）のトランザクションの設定がCMT NotSupported，またはBMTの場合
committed：コミットが完了した場合
rolled back：ロールバックが完了した場合。プリペアやコミットの結果がロールバックとなった場合も含みます。

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