6.9 データベースセッションフェイルオーバ機能使用時の注意事項
データベースセッションフェイルオーバ機能を使用する際の注意事項について説明します。
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データベースセッションフェイルオーバ機能で使用するテーブルの内容を操作した場合,システムの情報を正しく保つことができないため,正常な運用を続けることができなくなります。
データベース上のデータベースセッションフェイルオーバ機能で使用するテーブルの変更を伴う操作として実行できるのは,次の操作だけです。なお,次の操作を実施する場合も,参照先の手順に従って操作してください。
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データベースセッションフェイルオーバ機能の設定変更(「6.7 データベースセッションフェイルオーバ機能に関する設定の変更」参照)
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テーブルの初期化(「6.7.2 データベーステーブルの初期化」参照)
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HTTPセッションの破棄(「6.7.3 グローバルセッション情報の削除(HTTPセッションの破棄)」参照)
これらの操作以外については,実行しないでください。
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HTTPセッションの属性情報のサイズが最大値を超えた場合,HTTPセッションの情報はデータベースに冗長化されません。