6.9.1 ファイルイベント受付コンフィグファイル
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
[urecp-fileevent.trace.filenum=ファイルイベントトレースの面数] [urecp-fileevent.trace.filesize=ファイルイベントトレースの1面当たりの最大サイズ]
(2) 機能
ファイルイベント受付のセットアップ後に,特定のファイルイベント受付に関する構成情報を変更する場合に設定します。変更頻度が高い情報を設定する場合にも使用します。
(a) ファイルの種類
ファイルイベント受付コンフィグファイルには次の種類があります。同じプロパティが両方のファイルに設定されている場合,ファイルイベント受付コンフィグファイルのプロパティ値が適用されます。
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ファイルイベント受付コンフィグファイル
有効範囲:特定のファイルイベント受付
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ファイルイベント受付共通コンフィグファイル
有効範囲:すべてのファイルイベント受付
作成手順については「6.9.2 ファイルイベント受付共通コンフィグファイル」を参照してください。
(b) 作成手順
ファイルイベント受付コンフィグファイルは次の手順で作成してください。
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次のテンプレートファイルを基に,ファイルイベント受付コンフィグファイルを定義します。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-reception\fileevent\config\templates\fileeventrecp_config.properties
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編集後のファイルをファイル名「<受付ID>.properties」で次のディレクトリに格納します。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-reception\fileevent\config\
作成したファイルはファイルイベント受付の開始時に読み込まれ,設定内容が有効になります。
(3) 設定できるプロパティ
urecp-fileevent.trace.filenum=ファイルイベントトレースの面数 〜<数字>((1−16))<<8>>
ファイルイベントトレースの面数を指定します。
プロパティ名と値のどちらかが省略された場合はデフォルト値で動作します。数字以外の値や範囲外の値が指定された場合はエラーとなります。
urecp-fileevent.trace.filesize=ファイルイベントトレースの1面当たりの最大サイズ 〜<数字>((4096−2147483647))<<2097152>>
ファイルイベントトレースの1面当たりの最大サイズをバイト単位で指定します。
プロパティ名と値のどちらかが省略された場合はデフォルト値で動作します。数字以外の値や範囲外の値が指定された場合はエラーとなります。
(4) 記述例
ファイルイベント受付コンフィグファイルの記述例を次に示します。
urecp-fileevent.trace.filenum=8 urecp-fileevent.trace.filesize=2097152