6.2 定義ファイルの入力形式
「6.1 定義ファイルの種類」の表の列「入力形式」の種類ごとに,定義ファイルの作成または編集時の注意事項を示します。
- プロパティファイル形式
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次に示すJavaのプロパティファイル形式で作成または編集します。
- 形式
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定義ファイルの入力形式を次に示します。
<キー名称> = <値> #<コメント>
各項目について説明します。
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キー名称
定義するキー名称を指定します。
同じキーを定義ファイル内に複数指定した場合は,java.util.Propertiesクラスの仕様に基づき,最後に指定したキーの値が反映されます。
指定値を省略する場合はキー名称とあわせて省略してください。キー名称だけを記述することはできません。
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区切り文字
区切り文字として「=」を指定します。スペースまたはタブでも代替できます。
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値
定義する値がある場合に指定します。改行までを値とするため,値の後ろには,空白やコメントなどの文字列は指定できません。
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コメント
行頭に「#」または「!」を記述した場合,その行はコメントとして扱われます。
なお,各項目は,ISO-8859-1文字エンコーディングを使用してください。ISO-8859-1文字エンコーディングで直接表現できない文字を記述した場合は,次に示すhjdk.native2ascii.jarツールを実行してUnicodeへ変換してください。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\jdk\bin\java -jar <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\jdk\lib\hcompatlib\hjdk.native2ascii.jar <入力ファイルパス> <出力ファイルパス>
hjdk.native2ascii.jarツールの詳細については,JDKのドキュメントを参照してください。
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- XML形式
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XMLの仕様に従って作成または編集します。
- バッチファイル形式またはシェルスクリプトファイル形式
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OSに応じて次に示すファイル形式で作成または編集します。
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Windowsの場合:Win32のバッチファイル形式
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UNIXの場合:シェルスクリプトファイル形式
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- 独自形式
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定義ファイル独自の仕様に従って作成または編集します。