cscsvsetup(HCSCサーバのセットアップ)
形式
cscsvsetup [-h] -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> [-csc <HCSCサーバ名>] [-cluster <クラスタ名>] -propfile <HCSCサーバ構成定義ファイル名>
機能
HCSCサーバのセットアップをします。
ログインユーザIDなどの必須オプションは,HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで,このコマンドでの指定を省略できます。
このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「3.1.3 HCSCサーバをセットアップする」を参照してください。
引数
-h
コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。
-user <ログインユーザID> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。
-pass <ログインパスワード> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。
-csc <HCSCサーバ名> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))
セットアップするHCSCサーバ名を指定します。セットアップ済みのHCSCサーバ名と大文字,小文字だけが異なるHCSCサーバ名を使用しないでください。使用すると,データベーステーブル名やキュー名が重複してセットアップが失敗することがあります。このオプションの指定を省略した場合,HCSCサーバ構成定義ファイルに指定したHCSCサーバ名が仮定されます。
-cluster <クラスタ名> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))<<-cscオプションで指定したサーバ名>>
セットアップするHCSCサーバが属するクラスタ名を指定します。クラスタ間で一意になるクラスタ名を指定します。セットアップ済みのクラスタ名と大文字,小文字だけが異なるクラスタ名を使用しないでください。使用すると,データベーステーブル名やキュー名が重複してセットアップが失敗することがあります。このオプションの指定を省略した場合,HCSCサーバ構成定義ファイルに指定したクラスタ名が仮定されます。
-propfile <HCSCサーバ構成定義ファイル名> 〜 ((1−200バイト))
HCSCサーバ構成定義ファイル名を相対パス,または絶対パスで指定します。
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了しました。 |
1 |
コマンドが異常終了しました。 |
2 |
通信タイムアウトが発生しました。 |
3 |
排他エラーが発生しました。 |
9 |
実行権限のチェックエラーが発生しました。 |
注意事項
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追加セットアップをする場合は,HCSCサーバ,各ビジネスプロセス,および各サービスアダプタが停止してからコマンドを実行してください。停止していない場合はエラーになります。
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同じクラスタ内では,データベースおよびReliable Messagingを使用するかどうかの設定を一致させてください。
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同じリポジトリ内では,すべてのHCSCサーバのSOAPモードを一致させてください。