3.3 定義ファイルの文法の記述形式
以降で説明する定義ファイルの文法について,次の形式で記述します。なお,すべてのファイルを次の形式で記述しているわけではありません。また,各ファイルの固有情報を記載している場合があります。
- 形式
-
ファイルの記述形式を示します。
- 機能
-
ファイルの機能について説明します。
- ファイルの格納先
-
ファイルの格納先を示します。
- 設定できる要素
-
ファイルの中で指定できるXMLの要素について説明します。
- 設定できるパラメタ
-
ファイルの中で指定できるパラメタについて説明します。
- 設定できるプロパティ
-
ファイルの中で指定できるプロパティについて説明します。プロパティ名の可変値は<>で囲んで示します。
- 記述例
-
ファイルの内容の記述例を示します。
- 注意事項
-
ファイルを設定または使用する際の注意事項を説明します。
この章の文法の説明で使用している記号を次に示します。
記号 |
意味 |
---|---|
| |
横に並べられた複数の項目に対する項目間の区切りを示し,「または」を意味します。 (例) A|B AまたはBを指定することを示します。 |
{ } |
この記号で囲まれている複数の項目のうちから1つを選択することを示します。項目が横に並べられ,記号|で区切られている場合は,そのうちの1つを選択します。 (例) {A|B|C} A,BまたはCのどれかを指定することを示します。 |
[ ] |
この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを示します。 (例) [A] 「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。 |
< > |
この記号で囲まれている項目は,該当する要素を指定することを示します。 (例) <プロパティ> プロパティを記述します。 |
… |
記述が省略されていることを示します。 (例) ABC… ABCの後ろに記述があり,その記述が省略されていることを示します。 |
〜 |
この記号の前に示された項目が,記号〜に続く< >,(( )),<< >>などの規則に従うことを示します。 |
< > |
項目を記述するときに従わなければならない構文要素を示します。構文要素については,次の表を参照してください。 |
(( )) |
項目で指定できる値の範囲を示します。 |
<< >> |
項目を省略したときに,システムが仮定する標準値を示します。 |
この章で使用している構文要素の種類と定義を次に示します。
種類 |
定義 |
---|---|
英字 |
A〜Z a〜z |
英小文字 |
a〜z |
英大文字 |
A〜Z |
数字 |
0〜9 |
英数字 |
A〜Z a〜z 0〜9 |
記号 |
_ . - |
文字列 |
任意の文字の配列 |