cscjsonxmlconv(JSON形式データとXML形式データの相互変換)
形式
cscjsonxmlconv -in <入力ファイルのパス> -out <出力ファイルのパス> [-f <JSON-XML変換定義ファイルのパス>]
機能
JSON形式データとXML形式データとを相互に変換した結果をファイルとして生成します。
このコマンドは,次の場所に格納されています。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSCTE\bin
コマンドを実行する場合は,この場所まで移動するかパスを指定してください。
引数
-in <入力ファイルのパス>
入力ファイルのパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。指定できるのは拡張子「.json」または「.xml」のファイルだけです。
-out <出力ファイルのパス>
出力ファイルのパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。指定できるファイルは,-inオプションで指定したファイルによって異なります。
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-inオプションで指定したファイルが,拡張子「.json」のファイルの場合
拡張子「.xml」のファイルだけ指定できます。
-
-inオプションで指定したファイルが,拡張子「.xml」のファイルの場合
拡張子「.json」のファイルだけ指定できます。
指定されたディレクトリが存在しない場合は,ディレクトリを生成してファイルを出力します。すでに同名のファイルがある場合はファイルを上書きします。
-f <JSON-XML変換定義ファイルのパス> 〜<<<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSCTE\config\tools\json\csc_json_converter.properties>>
JSON形式データとXML形式データとの変換動作が指定されたJSON-XML変換定義ファイルのパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。
JSON-XML変換定義ファイルを適用するには,次の2とおりの方法があります。
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引数-fで,任意のJSON-XML変換定義ファイルを指定する方法
任意のファイル名のJSON-XML変換定義ファイルを指定できます。
-
引数-fを指定しないで,所定のファイルを自動的に読み込ませる方法
引数-fの指定を省略すると,次に示すファイルが読み込まれます。事前にJSON-XML変換定義ファイルを次に示すファイル名で格納しておく必要があります。ファイル内容は編集することもできます。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSCTE\config\tools\json\csc_json_converter.properties
このファイルが存在しない場合は,JSON-XML変換ライブラリのデフォルト値で動作します。JSON-XML変換ライブラリについては,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「12.2 JSON-XML変換APIを使用したデータの形式変換」を参照してください。
- JSON-XML変換定義ファイル
-
JSON形式データとXML形式データとの変換動作をJavaのプロパティファイル形式で列記したファイルです。使用できる文字コードはUTF-8だけです。このファイルは,cscjson2xsdコマンドとcscjsonxmlconvコマンドの両方で指定できます。
テンプレートファイルを次に示します。編集後,引数-fを指定する場合は任意のファイル名で格納してください。
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\msg\templates\csc_json_converter.properties
JSON-XML変換定義ファイルの定義方法については,「3.18.1 JSON-XML変換定義ファイル」を参照してください。
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了しました。 |
1 |
異常終了しました。 |
9 |
実行権限のチェックエラーが発生しました。 |
注意事項
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このコマンドは,管理者権限のあるユーザで実行してください。
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システム環境変数COSMINEXUS_HOMEが正しく設定されていることが必要です。