3.4.6 データベースを使用してReliable Messagingを使用しない環境から両方使用しない環境に移行する場合の移行手順
テスト環境では,データベースを使用してReliable Messagingを使用しないで,本番環境では,データベースとReliable Messagingの両方を使用しない場合の移行手順を次に示します。移行の概要については,「1.3.3 ケース3:テスト環境と本番環境でデータベースとReliable Messagingの使用有無を異なる設定で構築した場合(リポジトリを作成し直すとき)」を参照してください。
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テスト環境のHCSCサーバをセットアップし,システムの構成を定義します。
HCSC簡易セットアップ機能を使うことで,HCSCサーバのセットアップや,システムの構成が定義できます。HCSC簡易セットアップ機能を使用してHCSCサーバをセットアップする場合,DBあり/RMなしモデルを選択します。
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運用環境からリポジトリをエクスポートし,テスト環境で定義したシステム構成定義を開発環境にインポートします。
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開発環境で,HCSCコンポーネントを作成します。
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テスト環境で定義したシステム構成定義を基に,システム構成のどこに配備するかを定義し更新します(配備定義)。
このとき,配備定義の基になるシステム構成定義は,データベースを使用してReliable Messagingを使用しない設定になっています。
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開発環境で定義した配備定義を含むリポジトリをエクスポートし,運用環境にインポートします。
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開発環境で定義した配備定義を基に,テスト環境にHCSCコンポーネントを配備します。
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本番環境のHCSCサーバをセットアップし,システムの構成を定義します。
HCSCサーバセットアップ定義ファイルで,db-useプロパティに「OFF」を,rm-useプロパティに「OFF」を設定します。
また,テスト環境と本番環境のSOAPモードを同じにしてください。
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テスト環境で定義したシステム構成定義およびサービス定義を開発環境にインポートします。
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本番環境の運用環境からリポジトリをエクスポートし,本番環境で定義したシステム構成定義を開発環境にインポートします。
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本番環境で定義したシステム構成定義を基に,システム構成のどこに配備するかを定義し更新します(配備定義)。
このとき,配備定義の基になるシステム構成定義は,データベースとReliable Messagingの両方を使用しない設定になっています。
なお,非同期サービスアダプタ,および永続化ビジネスプロセスを配備定義した場合は,エラーになります。
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開発環境で定義した配備定義を含むリポジトリをエクスポートし,運用環境にインポートします。
テスト環境のリポジトリ(手順8.でインポートしたリポジトリ)に対して,本番環境用のシステム構成定義を設定したリポジトリ(手順9.でインポートしたリポジトリ)を,本番環境へ移行します。
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開発環境で定義した配備定義を基に,本番環境にHCSCコンポーネントを配備します。
本番環境では,データベースとReliable Messagingの両方を使用しない構成で配備されます。