付録P.2 個別文字コードの指定方法
バイナリフォーマット定義エディタによる設定,およびCOBOL2FDXコンバータによる設定を次に示します。
(1) バイナリフォーマット定義エディタによる設定
個別文字コードは,[単純内容要素]ダイアログで指定します。
[データ種別]で[文字列],[整数],または[実数]を選択し,[個別文字コード]の[指定する]チェックボックスにチェックを入れることで,個別文字コードを指定できます。
[単純内容要素]ダイアログの表示・入力内容については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.3.2 単純内容要素ダイアログ」を参照してください。
(2) COBOL2FDXコンバータによる設定
COBOL登録集原文からバイナリフォーマット定義ファイルを生成する場合の個別文字コードの指定方法について説明します。
COBOL2FDXコンバータ,およびCOBOL登録集原文ファイルによるバイナリフォーマット定義ファイルの生成方法については,「4.5 COBOL登録集原文ファイルからのバイナリフォーマット定義ファイルの生成」を参照してください。
(a) 個別文字コード指定
文字列型要素の個別文字コード指定は,文字列型の基本項目(STRING句)にCHARSET句を指定してください。また,整数型要素の個別文字コード指定は,整数型の基本項目(INTEGER句)にCHARSET句を指定してください。
(b) 個別文字コードの一括指定
個別文字コードの一括指定は,集団項目(複合内容要素)にCHARSET句を指定することで,集団項目の直下にある基本項目(単純内容要素)の文字コードを一括指定できます。
集団項目(複合内容要素)にCHARSET句を指定した場合の動作を次に示します。
指定対象 |
動作 |
---|---|
レコード |
フォーマット定義の[文字コード]を設定する。※1 |
レコード以外の集団項目 |
直下の[単純内容要素]の[個別文字コード]を設定する。※2※3 |