12.1.7 データ変換APIの注意事項
データ変換APIでは,定義ファイルのキャッシュを管理しません。データ変換APIで登録した定義ファイルのキャッシュあふれの検知,およびキャッシュあふれの回避について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) キャッシュあふれの検知
フォーマット定義,およびデータ変換定義のキャッシュを登録できる数に小さな値を設定した場合,キャッシュの登録時に登録済みのキャッシュがあふれることがあります。定義ファイルのキャッシュがあふれているかどうかを,キャッシュ名の一覧取得機能で検知できます。キャッシュ名の一覧を定期的に取得し,以前に取得した一覧と比較することでキャッシュのあふれを検知できます。
(2) キャッシュあふれの回避
キャッシュのあふれを回避する場合は,データ変換で使用する定義ファイルの最大数よりも大きな値をキャッシュの上限数に設定してください。