11.2.6 文字列型の変換
(1) JSON形式からXML形式への変換
JSONの文字列型は,XMLの要素値に変換されます。文字列型の変換例を次の図に示します。
- エスケープシーケンスの変換
-
JSONの文字列型にエスケープシーケンスを指定した場合は,XMLの要素値に変換されます。エスケープシーケンスの変換規則を次の表に示します。
JSONの文字列型
XMLの要素値
\"(ダブルクォーテーション)
"
\\(バックスラッシュ)
\
\/(スラッシュ)
/
\n(ラインフィード)
(ラインフィード)
\r(キャリッジリターン)

\t(タブ)
(タブ)
\uXXXX(4桁の16進数)
XXXXが示す文字(例:\u3042を"あ"に変換)
(2) XML形式からJSON形式への変換
XMLの要素値(文字列)は,JSONの文字列型に変換されます。文字列型への変換例を次の図に示します。
また,XMLの要素にtype属性(type="string")を設定した場合,要素値が文字列型に変換されます。
- エスケープシーケンスへの変換
-
JSONの文字列型にエスケープシーケンスを設定する場合の,XMLの要素値の変換規則を次の表に示します。
XMLの要素値
JSONの文字列型
"
\"(ダブルクォーテーション)
\
\\(バックスラッシュ)
/
/(スラッシュ)
(ラインフィード)
\n(ラインフィード)

\r(キャリッジリターン)
(タブ)
\t(タブ)