9.3.2 WSDLを取得する
サービス部品を呼び出すHCSCサーバの同期受付(Webサービス)のインターフェース情報をWSDLから取得します。WSDLを取得するには,次の2つの方法があります。
方法1
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Eclipseのメニューから,[HCSC-Definer]−[公開サービス一覧]を選択します。
ツリービューの公開サービス一覧に,HCSCコンポーネントの一覧が表示されます。
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HCSCコンポーネントの一覧から,呼び出すサービス部品(HCSCコンポーネント)を選択し,ダブルクリックします。
HCSCコンポーネント情報表示画面に,HCSCコンポーネントの情報が表示されます。HCSCコンポーネント情報表示画面の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.6 HCSCコンポーネント情報表示画面」を参照してください。
[サーバ情報]には,サービス部品の要求先となるHCSCサーバの情報が表示されます。
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必要に応じて,[バインディングスタイル]ラジオボタンおよび[SOAP バージョン]ラジオボタンで,取得するWSDLの種類を選択します。
[バインディングスタイル]ラジオボタンでは,取得するWSDL定義のスタイルを選択します。[SOAP バージョン]ラジオボタンでは,対応するSOAP仕様のバージョンを選択します。
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[WSDL取得]ボタンをクリックします。
[WSDLファイルの保存]ダイアログが表示されます。
保存先を指定して,WSDLを取得します。
方法2
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HCSC-Messagingをインストールしたディレクトリから,WSDLのサンプルを取得します。
用途に合わせて次に示すWSDLのどちらかを取得してください。
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SOAP1.1用/document-literal型
cscmsg_ws_doc.wsdlファイル
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SOAP1.2用/document-literal型
cscmsg_ws_doc_1_2.wsdlファイル
HCSC-Messagingをインストールしたディレクトリについては,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「2.1.2 Service Platformのインストール」を参照してください。
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WSDLの<soap:address>または<soap12:address>のlocationの内容を次のように変更します。
http://<ホスト名>:<ポート番号>※1/<コンテキストルート>※2/services/CSCMsgSyncServiceDeliveryWSImpl
- 注※1
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HCSCサーバのURLです。
- 注※2
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開発環境および運用環境でHCSCサーバ構成配備時に決定されるHCSCサーバのクラスタ名です。SOAP1.2の場合,クラスタ名に接尾辞"12"が付与されます。