3.4.1 差分確認用ドキュメント出力機能の概要
差分確認用ドキュメント出力機能は,データ変換定義で必要な次のモジュールに対して,差分を確認するためのHTMLファイルを自動で出力できます。このHTMLファイルを,差分確認用ドキュメントと呼びます。
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XMLスキーマファイル(拡張子:.xsd)
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バイナリフォーマット定義ファイル(拡張子:.fdx)
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マッピング定義ファイル(拡張子:.mdo)
差分確認用ドキュメント出力機能は,差分取得対象の入力データ,および出力ディレクトリを指定して実行します。
入力データの指定方法を次に示します。
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ファイルを単体で指定する方法
ファイルを単体で指定した場合,単体指定したファイルだけが入力データとして入力されます。
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ディレクトリを指定する方法
ディレクトリを指定した場合,指定したディレクトリ以下のサブディレクトリを含む全ファイルが入力データとして入力されます。
- 参考
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差分取得対象の入力データとなるのは,データ変換定義で必要なモジュールとして示した3種類のファイルだけです。それ以外は無効なファイルとして扱われ,差分確認用ドキュメントは出力されません。
入力されたファイルはHTMLファイルに変換され,指定された出力ディレクトリに出力されます。
差分確認用ドキュメント出力機能の概要について次の図に示します。