3.3.2 出力前の確認事項
設計情報を出力する前の確認事項を次に示します。
(1) 利用できるWebブラウザ
出力した設計情報(HTML)を参照するためには,次のWebブラウザを利用してください。
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Microsoft Edge
(2) リポジトリの状態
設計情報を出力する場合,HCSCコンポーネントのパッケージングでエラーが発生しない状態のリポジトリを使用することをお勧めします。データ変換定義の検証エラーによってパッケージング時にエラーが発生した場合,検証エラーとなったデータ変換定義の対応表は出力されません。
なお,データ変換定義の検証エラーが発生した場合,コンソールビューにエラーが発生したことを通知するメッセージが表示されます。また,設計情報の出力終了時に,エラーが発生したことを通知するダイアログが表示されます。
(3) 設計情報の出力先
設計情報の出力先は,ディレクトリまたはファイルが存在しない場所を指定してください。ディレクトリまたはファイルが存在する場合,ファイルが上書きされたり,不要なファイルが残ったりすることがあります。なお,指定した設計情報の出力先に,ディレクトリまたはファイルが存在する場合は,処理を続行するかを問い合わせるダイアログが表示されます。
- 注意事項
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- ユーザアクセスコントロール機能を有するOSで使用する場合
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設計情報の出力先ディレクトリに管理者特権が必要なディレクトリを指定する場合は,Eclipseを管理者特権で実行してください。管理者特権が付与されていない場合,設計情報の出力中にエラーが発生します。
(4) 設計情報の出力時間
出力対象のデータが大きい場合や使用するマシンの性能によっては,設計情報の出力に時間が掛かることがあります。設計情報の出力中は,Eclipse上でほかの作業はできませんので注意してください。
(5) 設計情報の印刷
ブラウザから印刷する場合,印刷用紙のサイズが小さいと出力内容の右端が切れて印刷されることがあります。そのため,印刷前に印刷プレビュー機能で印刷内容を確認して,適切な用紙サイズおよび余白を設定することをお勧めします。