3.6.1 スケジュール駆動受付でのスケジュールの設定
スケジュール駆動受付を使用して,設定されたスケジュールに従ってイベントを発生させます。
スケジュールは,周期実行で設定します。周期実行とは,スケジュールの実行の開始から,一定の間隔でイベントを発生させる実行方法です。
スケジュール設定は,スケジュール駆動受付定義ファイルで設定します。
スケジュール設定に関して設定できる項目を次に示します。
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イベント発生の間隔:scdrecp.event.occurrence-interval
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同時に実行できるタスクの最大数:urecp-scd.task.processing-max.parallel.count
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新たにタスクを生成して実行するかどうかの指定:scdrecp.allow.new-task.executing
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作業フォルダの作成:scdrecp.create.work-dir
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作業フォルダの削除:scdrecp.work-dir.auto-delete
イベント発生時には,イベント処理が行われます。
イベント処理では,イベント発生時にスケジュール駆動受付の状態を取得して,イベント処理が続行できるかどうかを判断します。イベント処理は,スケジュール駆動受付の状態によって処理が異なります。スケジュール駆動受付の状態とイベント処理の対応を次に示します。
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スケジュール駆動受付の状態 |
イベント処理 |
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active(開始状態) |
イベント処理が続行できると判断されます。タスクを生成して,タスク実行機能を呼び出します。ただし,イベント発生時に実行中のタスクがすでにある場合は,タスクを生成しないで,イベント処理を終了することがあります。 |
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starting(開始処理中) |
イベント処理が続行できると判断されます。10ミリ秒待機後に,スケジュール駆動受付の状態を取得して,再度スケジュール駆動受付の状態に応じたイベント処理を行います。 |
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上記以外(stopping(停止処理中)など) |
イベント処理が続行できないと判断されます。 タスクを生成しないで,イベント処理を終了します。実行中のタスクがあるかどうかは確認しません。 |