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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


2.22.1 オペレーション動的変更機能を利用した処理の流れ

オペレーション動的変更機能を利用した処理の流れを次に示します。

図2‒196 オペレーション動的変更機能を利用した処理の流れ

[図データ]

  1. サービスリクエスタがビジネスプロセスにサービス部品の実行を要求します。

  2. 受付アクティビティは,受け取ったサービスリクエスタからの要求電文を要求電文の変数に格納します。

  3. 要求電文変数から,サービスアダプタ呼び出しに使用するサービス呼び出し要求電文(ボディ割当変数)を作成します。

  4. 要求電文変数から,オペレーション名を決定し,データ変換アクティビティなどで,ヘッダ割当変数に格納します。

  5. サービスアダプタを呼び出します。

    サービス呼び出しでは,要求電文のヘッダ割当変数として,4.で定義したヘッダ割当変数を指定します。

  6. サービスアダプタは,ヘッダ割当変数に指定されたオペレーション名に従い,サービスを実行します。また,応答をサービス呼び出し応答電文の変数に格納します。

  7. 応答アクティビティは,サービス呼び出し応答電文をサービスリクエスタに返します。