6.9 KDCGPで始まるメッセージ
Webサービスセキュリティ機能で出力されるKDCGP0001からKDCGP9999までのメッセージについて説明します。
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KDCGP0001-E
A definition is duplicated. (Name = <Name属性値>, My_role = <My_role属性値>)
- 意味
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Name属性およびMy_role属性の値が重複して定義されています。
- 要因
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイル内で,Name属性およびMy_role属性に同じ値を指定したReceiverPortConfig要素が複数定義されています。
- 対処
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複数あるReceiverPortConfig要素のName属性値およびMy_role属性値が重複しないように,Webサービスセキュリティ方針定義ファイルを修正してください。
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KDCGP0002-E
An error occurred during reading of an X509 certificate. (details = <詳細>)
- 意味
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X.509証明書を読み込むときにエラーが発生しました。
<詳細>には,エラー内容の詳細が出力されます。
- 要因
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルのAuthorityCertificateFile要素のName属性値に指定したX.509証明書ファイルの読み込むときに,エラーが発生しました。次のうちのどれかがエラーの要因と考えられます。
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AuthorityCertificateFile要素のName属性で指定したX.509証明書ファイルが見つからない。
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AuthorityCertificateFile要素のName属性で指定したX.509証明書ファイルに対するアクセス権限がない。
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AuthorityCertificateFile要素のName属性で指定したX.509証明書ファイルの形式が間違っている。
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- 対処
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「要因」に示した問題点がないかどうか,Webサービスセキュリティ方針定義ファイルの設定を見直してください。
Webサービスセキュリティ方針定義ファイルの設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド」の「3.1.2 Webサービスセキュリティ方針定義ファイル」を参照してください。
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KDCGP1001-E
The root tag name is invalid. (tag name = <要素名>)
- 意味
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不正なルート要素名が指定されています。
<要素名>には,ルート要素の名称が出力されます。
- 要因
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルに不正なルート要素名が指定されています。
- 対処
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルのルート要素の名称を「PolicyConfig」に修正してください。
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KDCGP1002-E
A tag name is invalid. (parent tag name = <親要素名>, tag name = <要素名>)
- 意味
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不正な名称の要素が指定されています。
<親要素名>と<要素名>には,それぞれ次の内容が出力されます。
- <親要素名>
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不正な名称が指定されている要素の親要素の名称が出力されます。
- <要素名>
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不正な名称が指定されている要素の名称が出力されます。
- 要因
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルの要素のうち,名称が不正な要素があります。
- 対処
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルを修正してください。
Webサービスセキュリティ方針定義ファイルで指定できる要素の名称については,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド」の「3.1.2 Webサービスセキュリティ方針定義ファイル」を参照してください。
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KDCGP1003-E
An attribute value is invalid. (tag name = <要素名>, attribute name = <属性名>, attribute value = <属性値>)
- 意味
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不正な属性が指定されています。
<要素名>,<属性名>,および<属性値>には,それぞれ次の内容が出力されます。
- <要素名>
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不正な属性が指定されている要素の名称が出力されます。
- <属性名>
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不正な値が指定されている属性の名称が出力されます。
- <属性値>
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<属性名>で示された属性に指定されている値が出力されます。
- 要因
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルの要素のうち,属性値の値が不正な要素があります。
- 対処
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルを修正してください。
Webサービスセキュリティ方針定義ファイルの属性に指定できる値については,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド」の「3.1.2 Webサービスセキュリティ方針定義ファイル」を参照してください。
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KDCGP1004-E
<要素名> is undefined.
- 意味
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定義されていない要素があります。
<要素名>には,定義されていない要素の名称が出力されます。
- 要因
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルの必須要素のうち,定義されていない要素があります。
- 対処
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルを修正してください。
Webサービスセキュリティ方針定義ファイルの属性に指定できる値については,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド」の「3.1.2 Webサービスセキュリティ方針定義ファイル」を参照してください。
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KDCGP9000-E
An unexpected exception occurred. (details = <詳細>)
- 意味
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予期しない例外が発生しました。
<詳細>には,例外の内容の詳細が出力されます。
- 要因
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Webサービスセキュリティ方針定義ファイルを解析するときにエラーが発生しました。
- 対処
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<詳細>に表示される例外の要因を解決してから,再度,処理を実行してください。<詳細>に表示された例外の要因がわからない場合は,システム管理者に連絡してください。