5.2 KDCCC0001からKDCCC9999までのメッセージ
開発支援コマンドによって出力されるKDCCC0001からKDCCC9999までのメッセージについて説明します。
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KDCCC0001-I
The command finished normally.
- 内容
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コマンドが正常終了しました。
- 対処
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不要です。
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KDCCC0011-E
A library required for command execution was not found. (details = <詳細情報>)
- 内容
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コマンド実行に必要なライブラリが見つからないか互換性がありません。
- 対処
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マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「9. 開発支援コマンド」を参照してください。
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KDCCC0012-E
A command could not be executed. (details = <詳細情報>)
- 内容
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コマンドが<詳細情報>の理由によって実行できませんでした。
- 対処
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要因を排除し,再度実行してください。
WSDL2Javaコマンドを実行している場合は,-Cオプションを指定して再度実行してください。
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KDCCC0013-E
An attempt to analyze the WSDL definition has failed. (details = <詳細情報>)
- 内容
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WSDLの解析が<詳細情報>の理由によって実行できませんでした。
- 対処
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要因を排除し,再度実行してください。
WSDL2Javaコマンドを実行している場合は,-Cオプションを指定して再度実行してください。
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KDCCC0014-E
An attempt to copy files failed.
- 内容
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ファイルのコピーに失敗しました。
- 対処
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ディレクトリの権限を見直して,再度実行してください。
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KDCCC0101-E
The specified class <クラス名> cannot be converted to an xml schema data type. The type anyType will be used. (details = bean)
- 内容
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<クラス名>はbeanクラスでなく,XML schemaのデータ型にも変換できません。
WSDL定義上,XML schemaのanyType型として定義します。
- 対処
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対象クラスの引数として<クラス名>を使用しないように変更するか,<クラス名>を持つメソッドをWSDL生成の対象から外してください。
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KDCCC0102-E
The specified class <クラス名> cannot be converted to an xml schema data type. The type anyType will be used. (details = package)
- 内容
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<クラス名>はjavaまたはjavaxパッケージとして定義され,XML schemaのデータ型に変換できません。
- 対処
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対象クラスの引数として<クラス名>を使用しないように変更するか,<クラス名>を持つメソッドをWSDL生成の対象から外してください。
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KDCCC0103-E
The specified class <クラス名> cannot be converted to an xml schema data type. The type anyType will be used. (details = holders)
- 内容
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<クラス名>はorg.apache.axis.holdersパッケージとして定義され,XML schemaのデータ型に変換できません。
- 対処
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対象クラスの引数として<クラス名>を使用しないように変更するか,<クラス名>を持つメソッドをWSDL生成の対象から外してください。
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KDCCC0111-E
A WSDL2Java command timed out.
- 内容
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WSDL生成処理がタイムアウトになりました。
- 対処
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-Oオプションでタイムアウト値を大きめに設定してください。
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KDCCC0121-E
The wsdl file has already been specified as, <WSDLファイル名1>. It cannot be specified again as <WSDLファイル名2>.
- 内容
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WSDLファイルとして<WSDLファイル名1>が指定されています。<WSDLファイル名2>は指定できません。
- 対処
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指定を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0122-E
The wsdl file was not specified.
- 内容
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WSDLファイルの指定がありません。
- 対処
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WSDLファイルを指定してください。
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KDCCC0123-E
An option specification is incorrect. (details = <詳細>)
- 内容
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オプションの指定方法に<詳細>に示す誤りがあります。
- 対処
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誤りを修正して再度実行してください。
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KDCCC0131-E
A binding element was not found. (binding = <binding名>)
- 内容
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WSDL定義にbinding(<binding名>)がありません。WSDL定義の<port binding="..">の指定値を見直してください。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0132-E
A binding element was not found in the WSDL document <WSDLファイル名>. (binding = <binding名>)
- 内容
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WSDL定義<WSDLファイル名>にbinding(<binding名>)がありません。WSDL定義の<port binding="..">の指定値を見直してください。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0133-E
A portType element was not found. (portType = <portType名>)
- 内容
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WSDL定義にportType(<portType名>)がありません。WSDL定義の<binding type="..">の指定値を見直してください。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0134-E
A portType element was not found in the WSDL document <WSDLファイル名>. (portType = <portType名>)
- 内容
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WSDL定義<WSDLファイル名>にportType(<portType名>)がありません。WSDL定義の<binding type="..">の指定値を見直してください。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0135-E
The specified XML schema type <データ型> is not valid in XML schema version schema-version.
- 内容
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指定したXML Schema type "<データ型>"は,Schema version "<Schema version>"では有効ではありません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0136-E
A specified XML schema type is not currently supported. (XML schema type = <データ型>)
- 内容
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指定したXML Schema type "<データ型>"は,現在サポートされていません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0137-E
A specified type is referenced but not defined. (type = <データ型>)
- 内容
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指定したType<データ型>は,定義されていません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0138-E
The specification of a type or ref attribute is incorrect. (element = <要素名>)
- 内容
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"<要素名>"のtype属性またはref属性の指定に誤りがあります。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0139-E
The specification of a parameterOrder attribute is incorrect. (element = <要素名>)
- 内容
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送信用のpart要素が<要素名>のparameterOrder属性にすべて定義されていません。
- 対処
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parameterOrder指定時は送信用のpart要素名をすべて記述してください。
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KDCCC0140-E
The specification of the part element used for input or output is incorrect. (element = <要素名>)
- 内容
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<要素名>は送信または受信用のpart属性に定義されていません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0141-E
The part element lacks the element attribute or type attribute. (operation or fault element = <要素名>, part element = <part要素名>)
- 内容
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operationまたはfault要素<要素名>でのMessage part要素<part要素名>にelementまたはtype属性がありません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0142-E
The binding operation element has no corresponding portType operation element. (binding operation name = <要素名>, input name = <input要素名>, output name = <output要素名>)
- 内容
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binding operation要素とportType operation要素が対応していません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0143-E
The name attribute of the fault element is incorrect. (binding = <binding要素名>, operation = <operation要素名>)
- 内容
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Fault要素のname属性に誤りがあります。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0144-E
The soap:fault element is incorrect. (binding = <binding要素名>, operation = <operation要素名>, fault = <fault要素名>)
- 内容
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binding "<binding要素名>",operation "<operation要素名>",Fault "<Fault要素名>"の<soap:fault>要素に誤りがあります。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0145-E
The binding fault element does not match the portType fault element. (binding = <binding要素名>, operation = <operation要素名>, fault = <fault要素名>)
- 内容
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binding "<binding要素名>",operation "<operation要素名>"のbinding fault "<fault要素名>"とportType faultとの記述が一致していません。
- 対処
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binding faultとportType faultとの関係を見直し,WSDL定義を修正後,再度実行してください。
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KDCCC0146-E
The operation element requires the use attribute. (binding operation = <operation要素名>)
- 内容
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binding operation <operation要素名>にuse属性の指定がありません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0147-E
The specification of the service element's name attribute is incorrect.
- 内容
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service要素のname属性の指定がないか指定が誤っています。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0148-E
The name attribute is not specified in the port element.
- 内容
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port要素にname属性の指定がありません。
- 対処
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port要素にname属性を定義し,再度実行してください。
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KDCCC0149-E
The binding attribute is not specified in the port element.
- 内容
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port要素にbinding属性の指定がありません。
- 対処
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port要素にbinding属性を定義し,再度実行してください。
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KDCCC0150-E
The message attribute is not specified in a child element of the portType element.
- 内容
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portType要素の<input>,<output> ,<fault>のどれかのmessage属性の指定値がありません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0151-E
The message attribute specified in a child element of the portType element is incorrect. (message = <message属性の指定値>)
- 内容
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portType要素の<input>,<output> ,<fault>のどれかのmessage要素の指定値<message要素の指定値>に誤りがあります。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0161-E
The file cannot be opened. (file = <ファイル名>)
- 内容
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名前空間とパッケージ名のマッピングファイル<ファイル名>がオープンできません。
- 対処
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ファイルが存在するか確認してください。
また,ファイルが存在する場合,アクセス権限を確認してください。
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KDCCC0171-W
A file already exists. WSDL2Java cannot overwrite it. (file = <ファイル名>)
- 内容
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<ファイル名>がすでに存在します。上書きしませんでした。
- 対処
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出力先を見直して必要に応じて再度実行してください。
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KDCCC0172-E
A file already exists. (file = <ファイル名>)
- 内容
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<ファイル名>の存在チェック時にエラーが発生しました。ファイルは生成されませんでした。
- 対処
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ファイルが存在する場合,ファイルのアクセス権限などを見直して再度実行してください。
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KDCCC0181-E
The location attribute is not specified in the address element. (service = <service要素名>, port = <port要素名>)
- 内容
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WSDL定義のservice要素<service要素名>,port要素<port要素名>内のaddress要素にlocation属性がありません。
- 対処
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指定値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0182-E
The address element's location attribute is invalid. (service = <service要素名>, port = <port要素名>, location attribute value = <location属性値>)
- 内容
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WSDL定義のservice要素<service要素名>,port要素<port要素名>内のaddress要素のlocation属性値<location属性値>に誤りがあります。
- 対処
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指定値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0191-E
A file name is duplicated. (file = <ファイル名>)
- 内容
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生成する<ファイル名>が重複しました。名前空間が同一パッケージ名になるelementを持つ要素があります。
- 対処
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WSDL定義を見直し,再度実行してください。
パッケージ名を変更している場合,その指定内容も見直してください。
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KDCCC0201-E
The class has already been specified as <クラス名1>. It cannot be specified again as <クラス名2>.
- 内容
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クラス名として<クラス名1>が指定されています。<クラス名2>は指定できません。
- 対処
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指定を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0202-W
An option specification is incorrect. (option = -w, value = <オプション値>)
- 内容
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-wオプションにAll,Interface,Implementation以外が指定されました。
Allを仮定します。
- 対処
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All以外にしたい場合は,オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0203-E
An option specification is incorrect. (option = -T)
- 内容
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-Tオプションに1.1,1.2以外が指定されました。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0204-E
An option specification is incorrect. (option = -A)
- 内容
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-AオプションにDEFAULT,NONE,OPERATION以外が指定されました。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0205-E
An option specification is incorrect. (option = -u)
- 内容
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-uオプションにLITERAL,ENCODED以外が指定されました。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0206-E
The class name is not specified.
- 内容
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クラス名の指定がありません。
- 対処
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クラス名を指定し,再度実行してください。
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KDCCC0207-E
An option is not specified. (option = -l)
- 内容
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-wオプションでAll,Implementationを指定した場合,-lオプションの指定が必要です。
- 対処
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-lオプションを指定し,再度実行してください。
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KDCCC0208-E
A specified class was not found. (class = <クラス名>)
- 内容
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指定したクラスがありません。
- 対処
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クラス名を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0211-W
An option specification is incorrect. The specified value will be ignored. (option = -d, value = <オプション値>)
- 内容
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-dオプションの指定に誤りがあります。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
なお,"Request"を仮定し,ソースを生成しています。
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KDCCC0221-W
An option specification is incorrect. The system assumes an RPC was specified. (option = -p, value = <オプション値>)
- 内容
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-pオプションにRPC,EJB,C4MSG以外が指定されました。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0222-I
An option is not specified. The system assumes an RPC was specified. (option = -p)
- 内容
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-pオプションの指定がありません。
RPCを仮定します。
- 対処
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RPC以外で作成したい場合は,オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0223-E
The option <オプション名1> cannot be specified when the specified value of <オプション名2> is <オプション値>.
- 内容
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<オプション名2>オプション値が<オプション値>の場合,<オプション名1>オプションは指定できません。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0224-E
A required option is not specified. (option = <オプション名>)
- 内容
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必須オプション<オプション名>の指定がありません。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0225-E
The onMessage method is not defined in the specified class.
- 内容
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指定のクラスには"onMessage"メソッドがないため,-pオプションが"C4MSG"の場合は使用できません。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0226-E
The specified class is not an EJB remote interface or EJB local interface.
- 内容
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-pオプションでEJBを指定した場合,EJBのリモートまたはローカルインタフェースクラスを指定してください。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0227-E
The value of the specified option is incorrect. (option = -z)
- 内容
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-zオプションにRPC,DOCUMENT以外が指定されました。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0228-W
<メソッド名> method defined in the specified class was assumed to throw java.rmi.RemoteException. An implementation class of java.rmi.Remote including javax.ejb.EJBObject must throw it.
- 内容
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指定されたクラスの<メソッド名>のthrows節にjava.rmi.RemoteExceptionがありません。java.rmi.Remote (javax.ejb.EJBObjectを含みます)の実装クラスまたは継承インタフェースのメソッドは,java.rmi.RemoteExceptionをスローしなければなりません。
- 対処
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<メソッド名>のthrows節にjava.rmi.RemoteExceptionを追加してください。
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KDCCC0229-W
<例外クラス名> exception of <メソッド名> method defined in the specified class was ignored.
- 内容
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指定されたクラスの<メソッド名>のthrows節に含まれる<例外クラス名>は処理されませんでした。このコマンドが正常終了した場合,生成されたWSDLまたはサービスデプロイ定義には,<例外クラス名>に関連する情報が含まれません。
- 対処
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<メソッド名>のthrows節から<例外クラス名>を削除してください。
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KDCCC0230-W
java.rmi.RemoteException of <メソッド名> method defined in the specified class was ignored. An implementation class of javax.ejb.EJBLocalObject must not throw it.
- 内容
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指定されたクラスの<メソッド名>のthrows節に,java.rmi.RemoteExceptionがあります。javax.ejb.EJBLocalObjectの実装クラスまたは継承インタフェースのメソッドは,java.rmi.RemoteExceptionをスローしてはいけません。
- 対処
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<メソッド名>のthrows節からjava.rmi.RemoteExceptionを削除してください。
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KDCCC0231-E
Cannot generate exception class from complexType or element <タグ名>. Name "<例外クラス名>" is reserved.
- 内容
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複合型または要素<タグ名>から例外クラスを生成することはできません。<例外クラス名>は予約されている名称です。
- 対処
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<タグ名>の名前空間URIを見直すか,-Nオプション,-fオプション,または-pオプションで指定しているパッケージ名を変更し,再度実行してください。
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KDCCC0232-E
The value <オプション値1> of the option <オプション名1> and the value <オプション値2> of the option <オプション名2> are exclusive.
- 内容
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<オプション名1> の値として<オプション値1>を指定した場合は,<オプション名2> の値として<オプション値2> は指定できません。
- 対処
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オプション値を見直し,再度実行してください。
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KDCCC0233-I
The validation of the WSDL document was started. (WSDL document = <オプション値1>)
- 内容
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WSDLの検証を開始しました。
- 対処
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必要ありません。
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KDCCC0234-E
The WSDL document is invalid. The document has unsupported WSDL elements or attributes.
- 内容
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WSDL定義で,サポートしていないWSDL要素または属性が使用されています。
- 対処
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WSDL定義から,サポートしていないWSDL要素または属性を削除してください。
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KDCCC0235-E
The WSDL document is invalid. The document has unsupported MIME binding elements or attributes.
- 内容
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WSDL定義で,サポートしていないMIMEバインディング要素または属性が使用されています。
- 対処
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WSDL定義から,サポートしていないMIMEバインディング要素または属性を削除してください。
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KDCCC0236-E
The WSDL document is invalid. The document has unsupported XML Schema elements or attributes.
- 内容
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WSDL定義で,サポートしていないWSDL要素または属性が使用されています。
- 対処
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WSDL定義から,サポートされていないXML Schema要素または属性を削除してください。
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KDCCC0237-I
The validation of the WSDL document was finished successfully.
- 内容
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WSDL定義の妥当性検証処理は,正常に終了しました。
- 対処
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必要ありません。
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KDCCC0238-E
The type referenced by <part要素名> of <message要素名> is simple type or array.
- 内容
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<message要素名>の<part要素名>で参照される型が単純型,または配列です。
- 対処
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複合型を参照するように変更し,再度実行してください。
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KDCCC0239-E
Multiple part elements or no part elements were found in <message要素名>.
- 内容
-
<message要素名>に0,または複数のpart要素が指定されています。<message要素名>に含めることのできるpart要素は一つです。
- 対処
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WSDLを修正し,再度実行してください。
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KDCCC0240-E
The type attribute of the part element is specified when the style is document. (message = <message要素名>, part = <part要素名>)
- 内容
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document/literalのWSDLでpart要素にtype属性が指定されています。
- 対処
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document/literalのWSDLではpart要素にelement属性を指定してください。
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KDCCC0245-E
An option specification is incorrect. (option = -C, --check).
- 内容
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WSDL2JavaコマンドのWSDL検証オプションの引数に,不正な文字列が渡されました。
- 対処
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WSDL検証オプションの引数を見直して,再度コマンドを実行してください。
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KDCCC0247-E
Cannot specify multiple “<要素1>” elements in a single “<要素2>” element.
- 内容
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<要素2>の子要素として,<要素1>が複数定義されています。<要素2>では,<要素1>を複数定義できません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,修正後,再度実行してください。
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KDCCC0263-E
Multiple part elements are defined in the message element when the style is document. (message = <message要素名>)
- 内容
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document/literalのWSDLで,一つのmessage要素に対して複数のpart要素が定義されています。
- 対処
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一つのmessage要素に対して一つ以下のpart要素を定義してください。
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KDCCC0265-E
The specified URL is invalid. (option = -l/--location, specified url = <指定されたURL>)
- 内容
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-l/--location オプションに不正なURLが指定されました。
- 対処
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URLを見直し,正しいURLを指定してください。
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KDCCC0266-E
The style of all the operations in the wsdl:binding element is not the same. (binding = <binding要素名>)
- 内容
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binding要素中にスタイルが異なるオペレーションを定義することはできません。
- 対処
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binding要素中のすべてのオペレーションのスタイルを同一にしてください。
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KDCCC0269-E
The overloaded method is not supported when the document style is specified. (method = <メソッド名>)
- 内容
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-zオプションでDOCUMENTを指定した場合は,オーバーロードしたメソッドを持つインタフェースは指定できません。
- 対処
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メソッド名を変更してください。
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KDCCC0271-E
The specified URL contains invalid character(s). (option = -l/--location, specified url = <指定されたURL>)
- 内容
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-lオプションに不正なURLが指定されました。
- 対処
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URLにサポート範囲外の文字が使用されています。URLを見直し,正しいURLを指定してください。
128バイト以上のURLの場合,<指定されたURL>には128バイト分のURLが表示されます。128バイト目が文字の区切りにならないとき,128バイト目の文字は指定した文字と異なる文字が表示されます。
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KDCCC0272-E
The specified URL is too long. (option = -l/--location, specified url = <指定されたURL>)
- 内容
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-lオプションに不正なURLが指定されました。
- 対処
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URL長が8,190バイトを超えています。URLを見直し,正しいURLを指定してください。
<指定されたURL>には128バイト分のURLが表示されます。128バイト目が文字の区切りにならないとき,128バイト目の文字は指定した文字とは異なる文字が表示されます。
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KDCCC0273-E
The value of the address element's location attribute contains invalid character(s). (service = <service要素名>, port = <port要素名>, location attribute value = <location属性値>)
- 内容
-
WSDL定義のservice要素<service要素名>,port要素<port要素名>内のaddress要素のlocation属性値<location属性値>に誤りがあります。
- 対処
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location属性の値にサポートされていない文字が使用されています。location属性値を見直し,再度実行してください。
location属性の値が128バイト以上の場合,<location属性値>には128バイト分の値が表示されます。128バイト目が文字の区切りにならないとき,128バイト目の文字は指定した文字とは異なる文字が表示されます。
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KDCCC0274-E
The value of the address element's location attribute is too long. (service = <service要素名>, port = <port要素名>, location attribute value = <location属性値>)
- 内容
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WSDL定義のservice要素<service要素名>,port要素<port要素名>内のaddress要素のlocation属性値<location属性値>に誤りがあります。
- 対処
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location属性の値の文字列長が8,190バイトを超えています。location属性の値を見直し,再度実行してください。
<location属性値>には128バイト分の値が表示されます。128バイト目が文字の区切りにならないとき,128バイト目の文字は指定した文字とは異なる文字が表示されます。
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KDCCC0275-E
An unsupported XML Schema version is specified. (value = <値>, file = <ファイル名>)
- 内容
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サポートされていないXML Schemaのバージョンが使用されています(value = <値>, file = <ファイル名>)。
- 対処
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WSDL定義を見直し,「http://www.w3.org/2001/XMLSchema」を使用してください。
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KDCCC0276-W
The filename specified in the <属性名> attribute of <要素名> element is not a relative URI. The specified file is skipped. (<属性名> = <値>, file = <ファイル名>)
- 内容
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<要素名>要素の<属性名>属性で指定されたファイルは,相対的なURIではありません。指定したファイルはスキップされます(<属性名>=<値>,file=<ファイル名>)。
file,http,ftpなどの各種プロトコルを使用したファイル指定は,サポートされていません。
- 対処
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WSDL定義を見直し,相対URIでファイルパスを記述してください。
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KDCCC0277-E
The file path specified by <属性名> attribute of <要素名> element is too long. Please specify it within 256 characters. (<属性名> = <値>, file = <ファイル名>)
- 内容
-
<要素名>要素の<属性名>属性で指定されたファイルパスは長過ぎます。256文字以内で指定してください(<属性名> = <値>, file = <ファイル名>)。
- 対処
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WSDL定義を見直し,絶対パスに換算した文字数が256文字以内なるように指定してください。
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KDCCC0278-E
The XML Schema file specified in the schemaLocation attribute of import element is already imported. (namespace = <名前空間>,schemaLocation= <値>, file = <ファイル名>)
- 内容
-
import要素のschemaLocation属性で指定されたXML Schemaファイルは,すでにインポートされています(namespace = <名前空間>,schemaLocation = <値>, file = <ファイル名>)。
同じXML Schemaファイルは重複してインポートできません。
- 対処
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XML Schema定義を見直してください。
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KDCCC0279-E
The namespace of "<対象ファイル名>" file specified in the <要素名> element does not match to that specified in the <属性名> attribute. (<属性名> = <名前空間>, file = <ファイル名>)
- 内容
-
<要素名>要素で指定された<対象ファイル名>の名前空間は,「<属性名>」属性で指定された名前空間と一致しません(<属性名>=<名前空間>,file = <ファイル名>)。
- 対処
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WSDL定義を見直し,同じ名前空間を指定してください。
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KDCCC0280-E
A XML Schema definition has to be imported to refer the element or attribute of other namespaces. (namespace = <値>, file = <ファイル名>)
- 内容
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ほかの名前空間の要素や属性を参照するには,XML Schema定義をインポートしなければなりません(namespace名前空間 = <値>, file = <ファイル名>)。
- 対処
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xsd:import要素で,XML Schema定義をインポートしてください。
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KDCCC0281-E
The namespace “http://www.w3.org/2001/XMLSchema” cannot be imported. (file = <ファイル名>)
- 内容
-
名前空間「http://www.w3.org/2001/XMLSchema」は,インポートできません(file = <ファイル名>)。
- 対処
-
「http://www.w3.org/2001/XMLSchema」と記述されているimport要素を削除してください。
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KDCCC0282-W
A schemaLocation attribute of import element cannot be specified. (namespace = <値>, file = <ファイル名>)
- 内容
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import要素のschemaLocation属性は不要です(namespace = <値>, file = <ファイル名>)。
- 対処
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import要素のschemaLocation属性を削除してください。
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KDCCC0283-E
A types element must be specified before all other elements (except documentation and import element) in a WSDL definition. (file = <ファイル名>)
- 内容
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WSDL定義にtypes要素を記述する場合は,documentation要素およびimport要素を除くほかのすべての要素よりも前に記述しなければなりません(file = <ファイル名>)。
- 対処
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WSDL定義を見直し,正しい位置に記述してください。
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KDCCC0284-E
A WSDL file structure specified in the import element of WSDL definition is invalid or the WSDL definition specified import element is invalid. (location = <値>, file = <ファイル名>, details = <詳細情報>)
- 内容
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WSDL定義のimport要素で指定したWSDLファイル構造,またはimport要素を記述したWSDL定義に誤りがあります(location = <値>, file = <ファイル名>, details = <詳細情報>)。
- 対処
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WSDLファイルの構造を見直してください。WSDL定義の各要素の組み合わせについては,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「3.3.8 WSDLのインポート」を参照してください。
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KDCCC0285-E
An import element must be specified before all other elements (except documentation element) in a WSDL definition. (file = <ファイル名>)
- 内容
-
WSDL定義にimport要素を記述する場合は,documentation要素を除くほかのすべての要素よりも前に記述しなければなりません(file = <ファイル名>)。
- 対処
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WSDL定義を見直し,正しい位置に記述してください。
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KDCCC0286-E
A namespace attribute of import element does not exist in the XML Schema definition. (file = <ファイル名>)
- 内容
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XML Schema定義でimport要素のnamespace属性がありません(file = <ファイル名>)。
- 対処
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XML Schema定義を見直してください。
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KDCCC0287-E
The XML shema file specified in the schemaLocation attribute of include element is already included. (targetNamespace = <名前空間>,schemaLocation = <値>, file = <ファイル名>)
- 内容
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include要素のschemaLocation属性で指定されたXML Schemaファイルは,すでにインクルードされています(targetNamespace = <名前空間>,schemaLocation = <値>,file = <ファイル名>)。
同じXML Schemaファイルは重複してインクルードできません。
- 対処
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XML Schema定義を見直してください。
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KDCCC0288-E
The WSDL file specified in the location attribute of import element is already imported. (namespace = <名前空間>,location = <値>, file = <ファイル名>)
- 内容
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import要素のlocation属性で指定されたWSDLファイルは,すでにインポートされています(namespace = <名前空間>,location = <値>,file = <ファイル名>)。
同じWSDLファイルは重複してインポートできません。
- 対処
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WSDL定義を見直してください。
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KDCCC0289-W
The namespace "<名前空間>" has to be imported. (file = <ファイル名>)
- 内容
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名前空間「<名前空間>」は,インポートしなければなりません(file = <ファイル名>)。
- 対処
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「<名前空間>」をインポートしてください。
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KDCCC0290-E
The target namespace is not specified for targetNamespace attribute. (file = <ファイル名>)
- 内容
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targetNamespace属性に名前空間が指定されていません(file = <ファイル名>)。このメッセージは次の場合に出力されます。
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インポート元のtargetNamespace属性,またはインポート対象のtargetNamespace属性の値が省略されている場合
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インポート元のtargetNamespace属性,およびインポート対象のtargetNamespace属性の値が空文字の組み合わせの場合
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- 対処
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対象の名前空間を指定してください。
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KDCCC0291-E
The percent-encoded valuefile has to be specified instead of the "<値>" which used in <属性名> attribute of <要素名> element. (percent-encoded value = <パーセントエンコードした値>, file = <ファイル名>)
- 内容
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<要素名>要素の<属性名>属性に指定する「<値>」は,パーセントエンコードした値を指定してください(percent-encoded value = <パーセントエンコードした値>, file = <ファイル名>)。
- 対処
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ファイルパスにRFC3986で規定された予約文字,および非予約文字以外の文字列を使用する場合は,UTF-8でパーセントエンコードする必要があります。
メッセージに出力されたパーセントエンコードしたファイル名を使用してください。
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KDCCC0292-E
The percent-encoded value of the port element's name attribute is not equal the value of the end part of the URL path component. (service = <service 要素名>, port = <port要素名>, name attribute value (percent-encoded) = <パーセントエンコードされたname 属性値>, the end part of the URL path component = <URLパス部の末尾部分>)
- 内容
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WSDL定義のservice要素<service要素名>のport要素<port要素名>内で,name属性に指定された値をパーセントエンコードした結果,<パーセントエンコードされたname属性値>とaddress要素のlocation属性に指定されたURLパス部の末尾部分<URLパス部の末尾部分>が一致しません。
- 対処
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<パーセントエンコードされたname属性値>に表示されている値を,URLaddress要素のlocation属性の末尾部分に指定してください。ただし,文字列の長さが128バイトを超える場合は,先頭の128バイトだけ表示されます。このとき,port要素のname属性の値を符号化方式のUTF-8でパーセントエンコードし,その結果をaddress要素のlocation属性の末尾部分に指定してください。
<service要素名>,<port要素名>,<パーセントエンコードされたname属性値>,および<URLパス部の末尾部分>については,文字列の長さが128バイトを超えると末尾部分を切り捨てられて,先頭の128バイト分だけが表示されます。なお,128バイト目が文字の区切りにならないとき,128バイト目の文字は指定した文字とは異なる文字が表示されます。
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KDCCC0293-E
The value of the port element's name attribute is not equal the value of the end part of the URL path component. (service = <service 要素名>, port = <port要素名>, the end part of the URL path component = <URLパス部の末尾部分>)
- 内容
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WSDL定義のservice要素<service要素名>のport要素<port要素名>内で,name属性に指定された値とaddress要素のlocation属性に指定されたURLパス部の末尾部分<URLパス部の末尾部分>が一致しません。
- 対処
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port要素のname属性およびaddress要素のlocation属性の値を確認し,正しい値を指定してください。
<service 要素名>,<port要素名>,および<URLパス部の末尾部分>については,文字列の長さが128バイトを超えると末尾部分を切り捨てられて,先頭の128バイト分だけが表示されます。なお,128バイト目が文字の区切りにならないとき,128バイト目の文字は指定した文字とは異なる文字が表示されます。
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KDCCC0295-I
The validation of the XML Schema document was started. (XML Schema document = <ファイル名>)
- 内容
-
WSDL検証機能の処理を開始しました(XML Schema document = <ファイル名>)。
- 対処
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必要ありません。
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KDCCC0296-I
The validation of the XML Schema document was finished successfully.
- 内容
-
WSDL検証機能の処理は,正常に終了しました。
- 対処
-
必要ありません。
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KDCCC0297-E
The command cannot be executed because you do not have administrator privileges.
- 内容
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管理者特権がないため,コマンドを実行できません。
- 対処
-
管理者として実行したコマンドプロンプト上で,再度コマンドを実行してください。
-
KDCCC0298-E
An error occurred while the permissions were being checked.
- 内容
-
権限の判定中にエラーが発生しました。
- 対処
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メモリが不足しているおそれがあります。空きメモリを増やしたあと,再度コマンドを実行してください。それでも問題が解決しない場合は,システム管理者に連絡してください。
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KDCCC0299-E
The XML Schema document is invalid. The document has unsupported XML Schema elements or attributes.
- 内容
-
XML Schema定義で,サポートされていないXML Schema要素または属性が使用されています。
- 対処
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XML Schema定義から,サポートされていないXML Schema要素または属性を削除してください。
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KDCCC0300-E
The targetNamespace attribute of the importing schema must be different from the targetNamespace attribute of the schema which contains import. (targetNamespace = <値>, file = <ファイル名>)
- 内容
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インポート対象のtargetNamespace属性の値は,インポート元のtargetNamespace属性の値と異なっていなければなりません(targetNamespace = <値>, file = <ファイル名>)。
- 対処
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targetNamespace属性を見直してください。
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KDCCC0301-W
The definition of the type <型定義のQName> is duplicate.
- 内容
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WSDLに<型定義のQName>が重複して定義されています。
- 対処
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WSDLを見直して必要に応じて再度実行してください。
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KDCCC0302-E
Element <要素名> is referenced but not defined.
- 内容
-
<要素名>要素は参照されていますが,定義されていません。
- 対処
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WSDL定義またはXML Schema定義を見直してください。
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KDCCC0303-E
There is a wrong description in the WSDL definition. (file = <ファイル名>)
- 内容
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WSDL定義に誤った記述があります(file = <ファイル名>)。
- 対処
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WSDL定義から,誤った記述を削除してください。
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KDCCC0304-E
The file path of specified WSDL is invalid. (file = <ファイル名>)
- 内容
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指定したWSDLのファイルパスは不正です(file = <ファイル名>)。
- 対処
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指定したWSDLのファイルパスに不正な文字を使用していないか見直してください。
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KDCCC0305-E
The value of -z/--style option for Java2WSDL or Java2WSDD command is incorrect when using attachments. (-z = <-zオプションの指定値>)
- 内容
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添付ファイルを使用する場合,Java2WSDLコマンドまたはJava2WSDDコマンドの-zオプションの指定が不正です(-z = <-zオプションの指定値>)。
- 対処
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Java2WSDLコマンドまたはJava2WSDDコマンド実行時のオプションを見直してください。
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KDCCC0306-E
Attachments cannot be used when the style is rpc.
- 内容
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WSDL定義中でsoap:binding要素のstyle属性がrpcである場合,添付ファイルは使用できません。
- 対処
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WSDL2Javaコマンドの入力となるWSDL定義を見直してください。
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KDCCC0308-E
Attachments cannot be used in the xsd:attribute element in the WSDL definition. (attribute name = <指定した属性名>)
- 内容
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WSDL定義内のxsd:attribute要素で添付ファイルは使用できません(attribute name = <指定した属性名>)。
- 対処
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WSDL2Javaコマンドの入力となるWSDL定義を見直してください。
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KDCCC0309-E
Attachments cannot be used in the user definition exception.
- 内容
-
ユーザ定義例外で添付ファイルは使用できません。
- 対処
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ユーザ定義例外およびユーザ定義例外から参照しているJavaクラスの内容を見直してください。
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KDCCC0310-E
Attachments cannot be specified as the type referenced by wsdl:fault element. (fault name = <指定したフォルト名>)
- 内容
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wsdl:fault要素から参照される要素の型に添付ファイルは使用できません(fault name = <指定したフォルト名>)。
- 対処
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WSDL2Javaコマンドの入力となるWSDL定義を見直してください。