3.2 KDALで始まるメッセージ
監査ログライブラリ機能で出力されるKDAL00001からKDAL99999までのメッセージについて説明します。
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KDAL00001-I
Setup of the audit log will now be executed. (aa....aa)
aa....aa:auditsetupコマンドのコマンド名
- 説明
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監査ログのセットアップを実行します。
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KDAL00002-I
Setup of the audit log was executed successfully.
- 説明
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監査ログのセットアップに成功しました。
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KDAL00003-W
An invalid property was specified. (aa....aa = bb....bb) The default value cc....cc will be used.
aa....aa:プロパティ名称
bb....bb:指定値
cc....cc:デフォルト値
- 説明
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不正なプロパティが指定されています。デフォルト値を使用します。
- 対処
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プロパティの値を確認してください。
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KDAL00004-E
An attempt to open the configuration file has failed. (path = aa....aa)
aa....aa:定義ファイルの絶対パス
- 説明
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定義ファイルのオープンに失敗しました。
- 対処
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次の要因が考えられます。
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定義ファイルが不正
指定した定義ファイルのパスを確認してください。
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定義ファイルのアクセス権が不正
定義ファイルに読み込み権限が存在することを確認してください。
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KDAL00005-E
The specified property is invalid. (aa....aa = bb....bb)
aa....aa:プロパティ名称
bb....bb:指定値
- 説明
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不正なプロパティが指定されています。
- 対処
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プロパティの値を確認してください。
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KDAL00006-E
The specified parameter is invalid. (parameters = aa....aa)
USAGE: auditsetup
aa....aa:指定した引数
- 説明
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引数が不正です。
- 対処
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指定した引数を確認して,再度コマンドを実行してください。
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KDAL00007-E
An attempt to create the audit log file has failed. (directory = aa....aa)
aa....aa:監査ログの出力ディレクトリの絶対パス
- 説明
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監査ログファイルの生成に失敗しました。
- 対処
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次の要因が考えられます。
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監査ログの出力ディレクトリの値が不正
出力ディレクトリの指定値を確認してください。
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KDAL00008-I
The audit log file was rotated successfully. (file = aa....aa)
aa....aa:ローテーション後の出力ファイル名
- 説明
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監査ログがローテーションしました。
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KDAL00009-E
An attempt to output the audit log has failed. message = (aa....aa)
aa....aa:出力しようとしたメッセージ
- 説明
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監査ログの出力に失敗しました。
- 対処
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監査ログを出力したプロセスの実行ユーザに監査ログの読み込みおよび書き込み権限が与えられていないおそれがあります。監査ログのアクセス権限を確認してください。
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KDAL00010-E
aa....aa
aa....aa:例外のスタックトレース
- 説明
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例外のスタックトレースです。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00011-E
An attempt to output the log has failed. (file = aa....aa)
aa....aa:出力しようとしたファイル名
- 説明
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ログの出力に失敗しました。
- 対処
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次の要因が考えられます。
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ディスクの空き容量の不足
不要なファイルを削除して出力先の空き容量を増やすか,空き容量のある出力先へ変更してください。
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ディスク装置の障害
ディスク装置が壊れている場合,システムの管理者へ連絡して,装置を交換してください。この要因に当てはまらない場合は,保守員に連絡してください。
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アクセス権限がない
出力ディレクトリへのアクセス権限を確認してください。
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KDAL00012-E
An attempt to initialize the log has failed. (file = aa....aa, filesize = bb....bb, filenum= cc....cc)
aa....aa:出力しようとしたファイル名
bb....bb:ファイルサイズ
cc....cc:ファイル面数
- 説明
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ログの初期化に失敗しました。
- 対処
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ログの出力ディレクトリの値を確認してください。
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KDAL00013-E
An attempt to open the audit log has failed. (directory = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:オープンしようとしたディレクトリ
bb....bb:詳細情報
- 説明
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監査ログのオープンに失敗しました。
- 対処
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監査ログの出力ディレクトリの値が不正であるか,または監査ログを出力したプロセスの実行ユーザに監査ログの読み込みおよび書き込み権限が与えられていないおそれがあります。監査ログの出力ディレクトリの値を確認するか,または監査ログのアクセス権限を確認してください。
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KDAL00014-E
An error occurred in the system call. (name = aa....aa, args = bb....bb, errno = = cc....cc, details = dd....dd)
aa....aa:システムコール名
bb....bb:引数など
cc....cc:エラーコード
dd....dd:詳細情報
- 説明
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システムコールでエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00015-E
An error occurred in an internal function. (name = aa....aa, errno = bb....bb, details = cc....cc)
aa....aa:関数名
bb....bb:エラーコード
cc....cc:詳細情報
- 説明
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内部関数でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00016-E
A memory shortage occurred. (size = aa....aa, errno = bb....bb, details = cc....cc)
aa....aa:確保しようとしたサイズ
bb....bb:エラーコード
cc....cc:詳細情報
- 説明
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メモリ確保に失敗しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00017-W
A warning has occurred in an internal function. (name = aa....aa, errno = bb....bb, details = cc....cc)
aa....aa:関数名
bb....bb:エラーコード
cc....cc:詳細情報
- 説明
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内部関数でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00018-W
The library of HNTRLib2 cannot be loaded. (path = aa....aa)
aa....aa:HNTRLib2のパス
- 説明
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HNTRLib2ライブラリのロードに失敗しました。
- 対処
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HNTRLib2がインストールされているかを確認してください。
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KDAL00019-E
The library of HULALib cannot be loaded. (path = aa....aa)
aa....aa:HULALibのパス
- 説明
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HULALibライブラリのロードに失敗しました。
- 対処
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HULALibがインストールされているかを確認してください。
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KDAL00020-E
An error has occurred in the HULALib. (name = aa....aa, errno = bb....bb, details = cc....cc)
aa....aa:関数名
bb....bb:エラーコード
cc....cc:詳細情報
- 説明
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HULALib内でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00021-W
A warning has occurred in the HULALib. (name = aa....aa, errno = bb....bb, details = cc....cc)
aa....aa:関数名
bb....bb:エラーコード
cc....cc:詳細情報
- 説明
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HULALib内でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00022-E
An error has occurred in the HNTRLib2. (name = aa....aa, errno = bb....bb, details = cc....cc)
aa....aa:関数名
bb....bb:エラーコード
cc....cc:詳細情報
- 説明
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HNTRLib2内でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00023-W
A warning has occurred in the HNTRLib2. (name = aa....aa, errno = bb....bb, details = cc....cc)
aa....aa:関数名
bb....bb:エラーコード
cc....cc:詳細情報
- 説明
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HNTRLib2内でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00024-E
A command aborted. (command = aa....aa, errno = bb....bb, details = cc....cc)
aa....aa:コマンド名
bb....bb:エラーコード
cc....cc:詳細情報
- 説明
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コマンドの実行に失敗しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00025-E
An attempt to change the owner of the audit log has failed. (file = aa....aa, errno = bb....bb, uid = cc....cc, gid = dd....dd)
aa....aa:所有者を変更しようとしたファイル名
bb....bb:エラーコード
cc....cc:ユーザID
dd....dd:グループID
- 説明
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監査ログの所有者の変更に失敗しました。
- 対処
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変更しようとしたユーザ,グループの指定が正しいかを確認してください。また,所有者を変更できる権限を持っているかを確認してください。
監査ログが存在しているディレクトリ内のファイルを退避または削除して,再度コマンドを実行してください。
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KDAL00026-E
An error has occurred in the HULALib. (details = aa....aa)
aa....aa:発生した例外
- 説明
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HULALib内でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00027-W
An warning has occurred in the HULALib. (details = aa....aa)
aa....aa:発生した例外
- 説明
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HULALib内でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00028-E
An error has occurred in the HNTRLib2. (ErrPosInfo = aa....aa, MethodId = bb....bb, ErrCode = cc....cc, JniApiId = dd....dd, JniErrCode = ee....ee, JniErrno = ff....ff)
aa....aa:エラー位置
bb....bb:エラーメソッドのメソッドID
cc....cc:エラーコード
dd....dd:エラーが発生したAPIのID
ee....ee:エラーが発生したAPIエラーコード
ff....ff:エラーが発生したAPIのエラー番号
- 説明
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HNTRLib2内でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00029-W
A warning has occurred in the HNTRLib2 (ErrPosInfo = aa....aa, MethodId = bb....bb, ErrCode = cc....cc, JniApiId = dd....dd, JniErrCode = ee....ee, JniErrno = ff....ff).
aa....aa:エラー位置
bb....bb:エラーメソッドのメソッドID
cc....cc:エラーコード
dd....dd:エラーが発生したAPIのID
ee....ee:エラーが発生したAPIエラーコード
ff....ff:エラーが発生したAPIのエラー番号
- 説明
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HNTRLib2内でエラーが発生しました。
- 対処
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このメッセージが出力される際に同時に出力されているほかのメッセージの内容を確認して,要因を取り除いてください。
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KDAL00030-E
The library of AuditLog cannot be loaded. (library name = aa....aa)
aa....aa:ライブラリ名
- 説明
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AuditLogライブラリのロードに失敗しました。
- 対処
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監査ログライブラリがインストールされているかを確認してください。
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KDAL00031-E
An attempt to read a system property has failed (key = aa....aa).
aa....aa:キー
- 説明
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システムプロパティの読み込みに失敗しました。
- 対処
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システムプロパティが指定されているかを確認してください。
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KDAL00032-E
The audit log file already exists. (directory = aa....aa, filenum = bb....bb)
aa....aa:監査ログの出力ディレクトリの絶対パス
bb....bb:ファイル面数
- 説明
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監査ログがすでに存在します。
- 対処
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すでに監査ログが存在している場合,監査ログが存在しているディレクトリ内のファイルを退避または削除して,再度コマンドを実行してください。