付録J.2 V9互換モードでJSFを利用する場合
JSFを利用して,J2EEアプリケーションを開発する場合,ユーザー・ライブラリーやファセットを設定する必要があります。
それぞれの作業の概要を説明します。
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ユーザー・ライブラリーの設定
JSFを利用するためにはユーザー・ライブラリーを設定する必要があります。詳細は,「(1) ユーザー・ライブラリーの設定」を参照してください。
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ファセットの設定
ファセットの設定をします。詳細は,「(2) ファセットの設定」を参照してください。
以降で,これらの手順について説明します。
(1) ユーザー・ライブラリーの設定
ユーザー・ライブラリーを設定する手順を次に示します。
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Eclipseのメニューから[ウィンドウ]−[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
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[設定]ダイアログの左ペインで[Java]−[ビルド・パス]−[ユーザー・ライブラリー]を選択します。
[ユーザー・ライブラリー]ページが表示されます。
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[新規]ボタンをクリックします。
[新規ユーザー・ライブラリー]ダイアログが表示されます。
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[ユーザー・ライブラリー名]に任意の名前を指定して,[OK]ボタンをクリックします。
[定義済みのユーザー・ライブラリー]に作成したユーザー・ライブラリーが表示されます。
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[定義済みのユーザー・ライブラリー]で作成したユーザー・ライブラリーを選択し,[JAR の追加]ボタンをクリックします。
[JAR の選択]ダイアログが表示されます。
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[JAR の選択]ダイアログで,[ファイル名]に追加するjarを指定して,[開く]ボタンをクリックします。
作成したユーザー・ライブラリーに指定したjarが追加されます。
ユーザー・ライブラリーに追加するjarは次のとおりです。
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<Developerのインストールディレクトリ>\CC\lib\cjsf.jar
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<Developerのインストールディレクトリ>\CC\lib\cjstl.jar
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<Developerのインストールディレクトリ>\CC\lib\validation-api.jar
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[設定]ダイアログで,[適用して閉じる]ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
- 注意事項
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デバッグ環境で,JSFを利用するJ2EEアプリケーションを実行するには,次のjarについてJ2EEサーバ側の設定が必要です。
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<Developerのインストールディレクトリ>\CC\lib\cjsf.jar
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<Developerのインストールディレクトリ>\CC\lib\cjstl.jar
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(2) ファセットの設定
ファセットを設定する手順を次に示します。
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[プロジェクト・エクスプローラー]ビューで,JSFを利用する動的Webプロジェクトを選択します。
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Eclipseのメニューから[プロジェクト]−[プロパティ]を選択します。
[プロパティ: <プロジェクト名>]ダイアログが表示されます。
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[プロパティ: <プロジェクト名>]ダイアログの左ペインで[プロジェクト・ファセット]を選択します。
[プロジェクト・ファセット]ページが表示されます。
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[プロジェクト・ファセット]で[JavaServer Faces]にチェックを入れ,バージョンに「2.0」または「2.1」を選択します。
ページの下部に「さらに設定が必要です...」のリンクが表示されます。
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「さらに設定が必要です...」のリンクをクリックします。
[ファセット済みプロジェクトの変更]ダイアログが表示されます。
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[ファセット済みプロジェクトの変更]ダイアログで,次の項目を指定します。
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[種類]に「ユーザー・ライブラリー」を選択します。
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表示されるユーザー・ライブラリーリストで,作成したJSFのユーザー・ライブラリーをチェックします。
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[このアプリケーションにライブラリーを含める]のチェックを外します。
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[OK]ボタンをクリックします。
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[プロパティ: <プロジェクト名>]ダイアログで,[OK]ボタンをクリックします。
(3) web.xml編集時の注意事項
JSFを利用するための設定をすると,web.xmlに次の定義が設定されます。修正または削除してください。
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<context-param>タグ
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javax.faces.STATE_SAVING_METHOD
「client」が指定されます。必要に応じて,「server」に修正してください。
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javax.servlet.jsp.jstl.fmt.localizationContext
必要に応じて修正または削除してください。
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<listener>タグ
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com.sun.faces.config.ConfigureListener
web.xmlでは設定する必要がないため,削除してください。
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