付録D デバッグ環境のシステムのチューニング
構築したテスト用のシステムのパラメタをチューニングする場合は,運用管理ポータルというManagement Serverを操作するためのGUIを使用できます。運用管理ポータルを使用するためには,Management Serverのセットアップ,およびManagement Serverおよび運用管理エージェントの起動が必要です。
ただし,これらの設定はManagement Server設定時に実施済みのため,ここで特に設定する必要はありません。
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運用管理ポータルへは,Webブラウザからログインします。Management Serverを起動しているホスト上,またはManagement Serverを起動しているホストとネットワークで接続されているホスト上でWebブラウザを起動して,URLに「http://<ホスト名>:<ポート番号>/mngsvr/」を指定します。インストール初期状態でのURLは「http://localhost:28080/mngsvr/」です。
運用管理ポータルを起動すると,ログイン画面が表示されます。ログイン画面で入力する管理ユーザIDとパスワードには,次の値を入力してください。
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管理ユーザID
Management Server設定時に指定した「管理ユーザID」を入力します。
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パスワード
Management Server設定時に指定した「管理ユーザパスワード」を入力します。
[ログイン]ボタンをクリックすると,運用管理ポータル画面が表示されます。
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運用管理ポータルにログインすると,[運用管理ポータル]画面が表示されます。システムのプロパティは,[運用管理ポータル]画面の[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックして表示される「論理サーバの環境設定」の各画面で変更します。論理サーバごとに設定する画面が異なります。
なお,運用管理ポータルの画面と各画面で設定できる内容については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「7.2 運用管理ポータルの画面構成」を参照してください。