4.6.1 Jakarta EEを使用するための設定
Jakarta EEを使用するアプリケーションを開発する場合に必用な設定を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) クラスパスの設定
Cosmienxusが提供するjarファイルをクラスパスに追加します。この作業は,Jakarta EEを使用する各プロジェクトに対して実施してください。追加するjarファイルのパスを次に示します。
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\javaee\1100\lib\jakartaee-api.jar
プロジェクトへのクラスパスの追加手順を次に示します。
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[プロジェクト・エクスプローラー]ビューで,クラスパスを追加するプロジェクトを選択します。
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Eclipseのメニューから[プロジェクト]−[プロパティ]を選択します。または,プロジェクトを右クリックして[プロパティ]を選択します。
[プロパティ:<プロジェクト名>]ダイアログが表示されます。
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[プロパティ:<プロジェクト名>]ダイアログの左ペインで[Javaのビルドパス]を選択します。
[Javaのビルドパス]ページが表示されます。
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[ライブラリー]タブの[外部jarの追加]をクリックして,[JARの選択]ダイアログから追加するjarファイルのパスを指定します。
(2) J2EEサーバへのプロパティ追加
開発したアプリケーションをJ2EEサーバに公開(デプロイ)するためには,J2EEサーバのパッケージ名変換機能を有効にする必要があります。
パッケージ名変換機能を有効にする場合は,JavaVMの起動パラメタの「拡張起動パラメタ」に次のプロパティを追加してください。
-Dejbserver.server.packageMigration.enabled=true
プロパティの追加は,運用管理ポータルの論理J2EEサーバの定義にある,[起動パラメタの設定]画面で実施してください。
詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「10.8.23 起動パラメタの設定(J2EEサーバ)」を参照してください。
また,パッケージ名変換機能およびプロパティの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「20. パッケージ名変換機能」を参照してください。