4.4.3 ユーティリティプロジェクトの作成
ユーティリティプロジェクトを作成する手順を次に示します。
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Eclipseのメニューから[ファイル]−[新規]−[その他]を選択します。
[新規]ダイアログが表示されます。
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[新規]ダイアログで,[J2EE]−[ユーティリティー・プロジェクト]を選択し,[次へ]ボタンをクリックします。
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[ユーティリティー・モジュール]ページで,次の項目を指定します。
項目名
説明
Project name※
作成するユーティリティプロジェクトのプロジェクト名を指定します。
Target runtime
「Cosminexus J2EE」または「Cosminexus J2EE V9互換モード」のサーバランタイムを指定します。
Configuration
プロジェクト構成を指定します。
- ポイント
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インストールしたJDKのバージョンに関係なく,[構成]の[Java]のバージョンは「11」が選択されています。JDK17がインストールされた環境で,[Java]のバージョンの「17」を選択する場合は,次のどちらかをしてください。
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[構成]を変更する
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プロジェクト作成後に,プロジェクトのプロパティから[プロジェクト・ファセット]を選択し,[Java]のバージョンを変更する
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必要に応じて,次の項目を指定してください。
項目名
説明
Use default location
プロジェクトルートの作成にデフォルト・ロケーションを使用するかどうかを指定します。
Location
[Use default location]をチェックしない場合に,任意のロケーションのパスを指定します。[Browse]ボタンで表示される[フォルダーの参照]ダイアログからも指定できます。
プロジェクトを EAR に追加
作成するユーティリティプロジェクトをEARプロジェクトに追加するかどうかを指定します。
EAR プロジェクト名
[プロジェクトを EAR に追加]をチェックする場合に,追加するEARプロジェクトを指定します。[新規プロジェクト]ボタンで表示される[New EAR Application Project]ダイアログからも指定できます。
ワーキング・セットにプロジェクトを追加
ワーキング・セットにプロジェクトを追加するかどうかを指定します。
ワーキング・セット
[ワーキング・セットにプロジェクトを追加]をチェックする場合に,追加するワーキング・セットを指定します。[選択]ボタンで表示される[ワーキング・セットの選択]ダイアログからも指定できます。
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[次へ]ボタンをクリックします。
[Java]ページが表示されます。
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Javaのビルドに関する情報を設定し,[終了]ボタンをクリックします。
[プロジェクト・エクスプローラー]ビューに,作成したユーティリティプロジェクトが表示されます。作成したユーティリティプロジェクトには,サーバランタイムの種類に対応するJ2EEライブラリが追加されます。サーバランタイムの種類と追加されるJ2EEライブラリを次の表に示します。
項番
サーバランタイム
追加されるJ2EEライブラリ
1
Cosminexus J2EE※
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javaee-api.jar(<Developerのインストールディレクトリ>\CC\javaee\1100\lib\javaee-api.jar)
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hjdk.tpb.jar(<Developerのインストールディレクトリ>¥jdk¥lib¥hcompatlib)
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hjdk.act.jar(<Developerのインストールディレクトリ>¥jdk¥lib¥hcompatlib)
2
Cosminexus J2EE V9互換モード
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cjjaxws.jar(<Developerのインストールディレクトリ>\jaxws\lib)
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csmjaxb.jar(<Developerのインストールディレクトリ>\jaxp\lib)
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csmjaxp.jar(<Developerのインストールディレクトリ>\jaxp\lib)
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j2ee-javax.jar(<Developerのインストールディレクトリ>\CC\client\lib)
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hjdk.tpb.jar(<Developerのインストールディレクトリ>\jdk\lib\hcompatlib)
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hjdk.act.jar(<Developerのインストールディレクトリ>\jdk\lib\hcompatlib)
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