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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド


4.3 サーバランタイムの作成

EclipseでJ2EEサーバを操作するためには,J2EEサーバのインストール先などの環境情報を登録する必要があります。この環境情報をサーバランタイムといいます。サーバランタイムを登録することで,EclipseでJ2EEサーバを追加できるようになります。

Cosminexus J2EEサーバランタイムを登録する手順を次に示します。

  1. Eclipseのメニューから[ウィンドウ]−[設定]を選択します。

    [設定]ダイアログが表示されます。

  2. [設定]ダイアログの左ペインで[サーバー]−[ランタイム環境]を選択します。

    [サーバー・ランタイム環境]ページが表示されます。

    [図データ]

  3. [追加]ボタンをクリックします。

    [新規サーバー・ランタイム]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

    サーバランタイムは,J2EEサーバのJ2EEサーバモードに対応した2種類があります。サーバランタイムの種類について,次の表に示します。また,この手順では,推奨モードのサーバランタイムを選択しています。

    項番

    J2EEサーバモード

    サーバランタイム

    説明

    1

    推奨モード

    Cosminexus J2EE

    推奨の設定でJ2EEサーバを構築する場合に選択します。

    2

    V9互換モード

    Cosminexus J2EE V9互換モード

    Cosminexus V9と互換性のあるJ2EEサーバを構築したい場合に選択します。Cosminexus V9以前のバージョンから引き継ぐアプリケーションの開発に適しています。ただし,Cosminexus V11以降で追加された機能は使用できません。

  4. 次の項目を指定します。

    項目名

    指定値

    ランタイム環境の種類を選択

    J2EEサーバのランタイム・タイプを選択します。

    ここでは,[Cosminexus]−[Cosminexus J2EE]を選択します。

  5. [次へ]ボタンをクリックします。

    [J2EE サーバー・ランタイム]ページが表示されます。ランタイム名には,Cosminexus J2EEがデフォルトで表示されます。

    [図データ]

  6. [終了]ボタンをクリックします。

    [サーバー・ランタイム環境]ページの[サーバー・ランタイム環境]に,指定したCosminexus J2EEサーバランタイムが登録されます。

    [図データ]

  7. [OK]ボタンをクリックします。

〈この節の構成〉