4.3 サーバランタイムの作成
EclipseでJ2EEサーバを操作するためには,J2EEサーバのインストール先などの環境情報を登録する必要があります。この環境情報をサーバランタイムといいます。サーバランタイムを登録することで,EclipseでJ2EEサーバを追加できるようになります。
Cosminexus J2EEサーバランタイムを登録する手順を次に示します。
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Eclipseのメニューから[ウィンドウ]−[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
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[設定]ダイアログの左ペインで[サーバー]−[ランタイム環境]を選択します。
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[追加]ボタンをクリックします。
サーバランタイムは,J2EEサーバのJ2EEサーバモードに対応した2種類があります。サーバランタイムの種類について,次の表に示します。また,この手順では,推奨モードのサーバランタイムを選択しています。
項番
J2EEサーバモード
サーバランタイム
説明
1
推奨モード
Cosminexus J2EE
推奨の設定でJ2EEサーバを構築する場合に選択します。
2
V9互換モード
Cosminexus J2EE V9互換モード
Cosminexus V9と互換性のあるJ2EEサーバを構築したい場合に選択します。Cosminexus V9以前のバージョンから引き継ぐアプリケーションの開発に適しています。ただし,Cosminexus V11以降で追加された機能は使用できません。
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次の項目を指定します。
項目名
指定値
ランタイム環境の種類を選択
J2EEサーバのランタイム・タイプを選択します。
ここでは,[Cosminexus]−[Cosminexus J2EE]を選択します。
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[次へ]ボタンをクリックします。
[J2EE サーバー・ランタイム]ページが表示されます。ランタイム名には,Cosminexus J2EEがデフォルトで表示されます。
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[終了]ボタンをクリックします。
[サーバー・ランタイム環境]ページの[サーバー・ランタイム環境]に,指定したCosminexus J2EEサーバランタイムが登録されます。
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[OK]ボタンをクリックします。
- 〈この節の構成〉