7.4.6 Queue(Destination)インタフェース
Queue(Destination)インタフェースは,送受信するメッセージのあて先を指定するためのJMS管理オブジェクトです。Queue(Destination)インタフェースは,メッセージのあて先となるキューをカプセル化したものです。
- 〈この項の構成〉
(1) キュー名の取得
キュー名の取得を行います。
(2) 形式
public interface Destination { } public interface Queue extends Destination { public java.lang.String getQueueName() throws JMSException; public java.lang.String toString(); }
(3) フィールド
ありません。
(4) メソッド
「(2) 形式」に記載した順序で各メソッドを説明します。
(a) getQueueNameメソッド
public java.lang.String getQueueName() throws JMSException
キュー名を返します。名前に依存したJMSクライアントにはポータビリティが保証されません。
-
引数
ありません。
-
戻り値
キュー名。
-
例外
例外クラス
説明
JMSException
内部エラーのためにQueueオブジェクトのJMSプロバイダ実装がキュー名を返すことに失敗しました。
例外クラスには障害コードと障害情報が設定されます。障害コードと対処については,「7.9 障害コードの詳細」を参照してください。