7.4.3 DeliveryModeインタフェース
DeliveryModeインタフェースは,JMSでサポートしているメッセージの管理形態を表す定数を定義するインタフェースです。
(1) 形式
public interface DeliveryMode { public static final int NON_PERSISTENT; public static final int PERSISTENT; }
(2) フィールド
「(1) 形式」に記載した順序で各フィールドを説明します。
(a) NON_PERSISTENTフィールド
public static final int NON_PERSISTENT
非永続メッセージを表す定数です。メッセージの送受信で,メッセージを補助記憶装置に記録しないで処理することを意味します。その代わり,PERSISTENTと比べてメッセージ送受信のオーバヘッドが小さくなります。非永続メッセージの管理形態については,「2.5.3(2) キュー作成時の指定値とメッセージのヘッダ」を参照してください。
(b) PERSISTENTフィールド
public static final int PERSISTENT
永続メッセージを表す定数です。メッセージの送受信で,メッセージを補助記憶装置に記録して処理することを意味します。永続メッセージの管理形態については,「2.5.3(2) キュー作成時の指定値とメッセージのヘッダ」を参照してください。
(3) メソッド
ありません。