6.2.28 RMAutoDeleteMessage = デッドメッセージキュー未使用時の無効メッセージ自動削除の有無
〜<java.lang.Boolean>((true|false))《false》
キュー間転送でデッドメッセージキューを使用しない場合,次の条件を満たすメッセージを自動的に削除するかどうかを指定します。
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電文不正などによって転送できなかったメッセージ
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順序保証のグループが閉鎖した時点で,対象グループに属していた滞留メッセージ
trueを指定すると1.,2.のメッセージとも自動的に削除します。falseを指定すると,1.のメッセージはキュー内に残るため,削除する場合は手作業でhrmdelmsg(メッセージの削除)コマンドを起動します。2.のメッセージは滞留メッセージとして残り,通信層のメッセージ有効期限切れになった時点で削除されます。
このプロパティの指定がない場合はfalseが指定されたものとして動作します。また,デッドメッセージキューを使用する場合,このプロパティの指定は無視されます。
自動削除を行うと,転送できなかったメッセージは削除処理のタイミングで削除されます。
自動削除を行わない場合は,メッセージの削除コマンドを手作業で実行し,転送できなかったメッセージを削除してください。転送できなかったメッセージを削除しなかったときは,転送キューに蓄積されます。転送キュー内のメッセージが格納できる最大数に達すると,キュー間転送が行えなくなります。
このプロパティは省略できます。