3.3.2 環境変数の設定
Reliable Messagingが動作するマシンで,次に示す環境変数を設定してください。
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Reliable Messagingがインストールされたディレクトリのパスを指定します。
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Reliable Messagingが提供するコマンドを実行する際に操作の対象となるシステム名を指定する環境変数です。「3.3.1 Reliable Messagingのシステム名の決定」で決定した値を指定します。
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CORBAネーミングサービスのホスト名です。Reliable MessagingのコマンドがCORBAネーミングサービスを使用するときのホスト名またはIPアドレスを指定します。
CORBAネーミングサービスはJNDIの機能を実現します。ユーザがReliable Messagingのコマンドを使用したり,アプリケーションがキューをlookupするときに動作している必要があります。
IPアドレスを二つ以上持つマシン上で明示的にネーミングサービスのアドレスを指定したい場合などには,このプロパティを指定してください。
CORBAネーミングサービスを自動起動モード(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルのejbserver.naming.startupModeにautomaticまたはinprocessを指定)で使用し,EJBコンテナのIPアドレスを固定(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルのvbroker.se.iiop_tp.hostを指定)した場合は,このプロパティに固定したIPアドレスを指定してください。
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CORBAネーミングサービス(nameserv)のポート番号です。Reliable MessagingのコマンドがCORBAネーミングサービス(nameserv)を使用するときのポート番号を指定します。
ユーザが特に変更していない場合は,デフォルト値である900を指定してください。
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Reliable Messagingが提供するコマンドが格納されたディレクトリを指定します。%HRMDIR%\binを追加してください。