2.4.8 キュー間転送の注意事項
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デッドメッセージキューに関する注意事項
送信側システムが送信したメッセージが,受信側システムに受信されたにもかかわらず,何らかの原因で受信成功が通知されない場合,または通知されるのが遅れた場合,そのあとに再送されたメッセージが有効期限に達していて受信失敗が送信側システムに通知されると,そのメッセージは次のように処理されることがあります。
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受信側システムに受信されたメッセージが滞留していたときは,送信側システムと受信側システムの両方のデッドメッセージキューに登録される。
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受信側システムに受信されたメッセージがキューに登録されていたときは,送信側システムのデッドメッセージキューに登録されているメッセージが,受信側システムで配送される。
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非永続キューに関する注意事項
受信側システムのキューが非永続キューの場合,受信側システムのキューに作成されたグループは再起動時に無効になります。つまり,受信側システムのReliable Messagingが,一つでもメッセージを受信するとグループが作成されます。その後,受信側システムのReliable Messagingを再起動すると,以降再起動前に作られたグループによるメッセージの受信は失敗します。受信に失敗したメッセージは,受信の失敗を通知することによって,送信側システムのデッドメッセージキューに登録されます。登録先のデッドメッセージキューは,RMDeadMessageQueueNameプロパティで指定します。