Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)


3.7.1 WAR属性ファイルの指定内容

WAR属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-war-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD War Property 9.0//EN' 'file:///<Application Serverのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-war-property_9_0.dtd'>

WAR属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。なお,属性ファイルのバージョンは,以前のバージョンのものでも使用できます。

タグ名の欄にあるマニュアルの参照先には,そのタグの関連情報があります。マニュアル名に「アプリケーションサーバ」と記載されたマニュアルについては,名称を省略しています。

〈この項の構成〉

(1) web.xmlを含む場合

タグ名

出現パターン

説明

<hitachi-war-property>

1回

ルートタグ。

<description>※1

0回以上※1

WARの説明。

<display-name>※1

1回以上※1

WARの表示名。

xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを必ず指定します。該当するリソースの表示名をコマンドの引数で指定する場合も,xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを指定します。

1≦文字列長

xml:lang属性が"en"のタグの場合,英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),および次の特殊文字を使用できます。

プラス(+),ハイフン(-),ピリオド(.),キャレット(^),アンダースコア(_)

xml:lang属性が"en"のタグ以外の場合,文字の制限はありません。

<icon>※1

0回以上※1

Deployツール上に表示されるWebアプリケーションのアイコンの定義。

<small-icon>

0または1回

スモールアイコン(16×16)のファイル名。

<large-icon>

0または1回

ラージアイコン(32×32)のファイル名。

<distributable>

0または1回

分散したサーブレットコンテナにデプロイできるようにプログラムされている場合に指定。なお,このタグは値を持ちません。

<context-param>

0回以上

コンテキスト初期化パラメタについての定義。

<description>※1

0回以上※1

Context-paramの説明。

<param-name>

1回

コンテキスト初期化パラメタ名。

<param-value>

1回

コンテキスト初期化パラメタの値。

<filter-mapping>

0回以上

Webアプリケーションのフィルタマッピングの定義。

<filter-name>

1回

マッピングを行うフィルタの名称。

<url-pattern>

1回以上

マッピングをするサーブレットのURL。

Servlet2.4以前のWARに対して,このタグを指定できる回数は1回です。<url-pattern>と<servlet-name>のどちらか一つを指定します。

ただし,Servlet2.5のWARに対しては,<url-pattern>と<servlet-name>の両方を指定できます。

<servlet-name>

1回以上

マッピングをするサーブレットの名称。

すべてのサーブレットを意味するアスタリスク(*)を指定できます。Servlet2.4以前のWARに対して,このタグを指定できる回数は1回です。<url-pattern>と<servlet-name>のどちらか一つを指定します。

ただし,Servlet2.5のWARに対しては,<url-pattern>と<servlet-name>の両方を指定できます。

<dispatcher>

0または5回以下

フィルタの適用条件。

次のどれかを指定します。

FORWARD

RequestDispatcher.forward( )の処理のときだけフィルタを適用します。

INCLUDE

RequestDispatcher.include( )の処理のときだけフィルタを適用します。

REQUEST

通常のクライアントからのアクセスのときだけフィルタを適用します。

ASYNC

AsyncContextからディスパッチされたときだけフィルタを適用します。09-00ではASYNCを指定しても無視します。

ERROR

例外処理のときだけフィルタを適用します。

Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。

<listener>

0回以上

リスナーについての定義。

<description>※1

0回以上

WebアプリケーションリスナーBeanについての説明。

Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。

<display-name>※1

0回以上

GUIツール上に表示されるWebアプリケーションリスナーBeanの名称。

指定する文字列は一意である必要はありません。

Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。

<icon>※1

0回以上※1

GUIツール上に表示されるWebアプリケーションリスナーBeanのアイコンの定義。

Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。

<small-icon>

0または1回

WebアプリケーションリスナーBeanの小アイコン用の画像ファイル名。

WARファイル中での画像ファイルの場所をルートからの相対パスで指定します。画像ファイルのサイズは16×16です。画像ファイルの形式は,JPEGファイルかGIFファイルです。

<large-icon>

0または1回

WebアプリケーションリスナーBeanの大アイコン用の画像ファイル名。

WARファイル中での画像ファイルの場所をルートからの相対パスで指定します。画像ファイルのサイズは32×32です。画像ファイルの形式は,JPEGファイルかGIFファイルです。

<listener-class>

1回

設定したリスナークラス名。

<session-config>

0回以上

セッションについての定義。

このタグを複数指定できません。

<session-timeout>

0または1回

デフォルトのセッションタイムアウト間隔(分)。

-1(タイムアウトしません),0(-1と等価です),1≦session-timeout≦35791394が指定できます。デフォルトは30です。

<mime-mapping>

0回以上

MIMEタイプのマッピングについての定義。※3

<extension>

1回

ファイルの拡張子。※3

<mime-type>

1回

MIMEタイプ。※3

<welcome-file-list>

0回以上※1

welcomeファイルについての定義。

<welcome-file>

1回以上

welcomeファイル名。

<error-page>

0回以上

エラーページについての定義。

<error-code>※4

どちらか1回,またはどちらもなし

HTTPエラーコード。

HTTPエラーコードとエラーページリソースとをマッピングする場合に指定します。

-2147483648≦error-code≦2147483647になるように指定してください。<error-code>と<exception-type>のどちらか一つを指定するか,どちらも指定しません。

<exception-type>※4

どちらか1回,またはどちらもなし

例外クラス名(完全修飾名)。

例外タイプとエラーページリソースとをマッピングする場合に指定します。

<error-code>と<exception-type>のどちらか一つを指定するか,どちらも指定しません。

<location>

1回

先頭が「/」で始まる値。

<jsp-config>

0回以上

Webアプリケーション内のJSPの定義。

このタグを複数指定できません。また,Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。

<taglib>

0回以上

Servlet2.4以降の場合のタグライブラリについての定義。

Servlet2.3以前の場合は<hitachi-war-property>タグの下の<taglib>で定義します。

<taglib-uri>

1回

JSPプログラムのtaglibディレクティブのuri属性に指定された値。

<taglib-location>

1回

tldファイルの配置場所(コンテキストルートからの相対パス)。

<jsp-property-group>

0回以上

指定したURLパターンに合致するJSPプログラムの個別の設定。

<description>※1

0回以上

WebアプリケーションリスナーBeanについての説明。

<display-name>※1

0回以上

GUIツール上に表示されるJSPプロパティグループの名称。

指定する文字列は一意である必要はありません。

<icon>※1

0回以上

GUIツール上に表示されるJSPプロパティグループのアイコンの定義。

<small-icon>

0または1回

JSPプロパティグループの小アイコン用の画像ファイル名。

WARファイル中での画像ファイルの場所をルートからの相対パスで指定します。画像ファイルのサイズは16×16です。画像ファイルの形式は,JPEGファイルかGIFファイルです。

<large-icon>

0または1回

JSPプロパティグループの大アイコン用の画像ファイル名。

WARファイル中での画像ファイルの場所をルートからの相対パスで指定します。画像ファイルのサイズは32×32です。画像ファイルの形式は,JPEGファイルかGIFファイルです。

<url-pattern>

1回以上

パラメタを適用するURLパターン。

<el-ignored>

0または1回

EL(式言語)を無視するかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(無視する場合)

  • false(無視しない場合)

<page-encoding>

0または1回

ページエンコーディング名。

<scripting-invalid>

0または1回

スクリプティング要素を無効にするかどうかの指定。

<is-xml>

0または1回

XML構文で記述されているかどうかの指定。

<include-prelude>

0回以上

各ページのヘッダとしてインクルードするファイルのパス(コンテキストルートからの相対パス)。

<include-coda>

0回以上

各ページのフッタとしてインクルードするファイルのパス(コンテキストルートからの相対パス)。

<deferred-syntax-allowed-as-literal>

0または1回

ELが使用できない部分で,#{の文字列があった場合にエラーにするかの定義。デフォルトはfalseです。

true

文字列リテラルとして使用します。

false

文字列リテラルとして使用しません。

Servlet 2.4以前のWARに対して,このタグを指定できません。

<trim-directive-whitespaces>

0または1回

JSPから余分な空白を出力しないようにするかの定義。デフォルトはfalseです。

true

余分な空白を削除します。

false

余分な空白を削除しません。

Servlet 2.4以前のWARに対して,このタグを指定できません。

<default-content-type>

0または1回

pageディレクティブのcontentType属性のデフォルトを指定します。

<buffer>

0または1回

pageディレクティブのbuffer属性のデフォルトを指定します。

<error-on-undeclared-namespace>

0または1回

JSPページで未知の名前空間を使用した場合にエラーにするかどうかをtrueまたはfalseで指定します。デフォルトはfalseです。

<taglib>

0回以上

Servlet2.3以前の場合のタグライブラリについての定義。

Servlet2.4以降の場合は<jsp-config>タグの下の<taglib>で定義します。

<taglib-uri>

1回

タグライブラリのURI(web.xmlに対する相対的なURI)。

<taglib-location>

1回

タグライブラリ記述ファイル(TLD)の場所(Webアプリケーションのルートからの相対位置)。

<security-constraint>

0回以上

セキュリティ制約についての定義。

<display-name>※1

0回以上※1

セキュリティ制約の名称。

<web-resource-collection>

1回以上

Webリソースコレクションについての定義。

<description>※1

0回以上※1

web-resource-collectionの説明。

<web-resource-name>

1回

Webリソースコレクションの名称。

<url-pattern>

1回以上

WebリソースのURL。

Servlet2.3以前のWARに対して,本タグを指定できる回数は0回以上です。

<http-method>

1回以上

セキュリティ制約を適用するHTTPメソッド。

Servlet2.4以前のWARに対して,このタグに指定できる文字列を次に示します。

  • DELETE

  • GET

  • HEAD

  • OPTIONS

  • POST

  • PUT

  • TRACE

Servlet2.5以降のWARに対して,このタグには英数字,および特殊文字(!#$%&'*+-.^_`|~)を1回以上指定します。

<http-method-omission>

1回以上

セキュリティ制約を適用しないHTTPメソッド。

Servlet3.0以降のWARに対して,このタグには英数字,および特殊文字(!#$%&'*+-.^_`|~)を1回以上指定します。

<auth-constraint>

0または1回

Webリソースコレクションに対してアクセスを許可するロールについての定義。

<description>※1

0回以上※1

auth-constraintの説明。

<role-name>

0回以上

Webリソースコレクションに対してアクセスを許可するロール。

<user-data-constraint>

0または1回

クライアントとコンテナ間のデータ通信がどのように保護されるのかの定義。

<description>※1

0回以上※1

user-data-constraintの説明。

<transport-guarantee>

1回

クライアントとコンテナ間のデータ通信がどのように保護されるのかの定義。

指定できる文字列を次に示します。

NONE

アプリケーションはトランスポート保証を必要としません。

INTEGRAL

アプリケーションは通信データが伝送中に変更を加えられないような方法でデータ通信をすることを要求します。

CONFIDENTIAL

アプリケーションはほかのエンティティが伝送の内容を見ることができないような方法でデータ通信をすることを要求します。

<original-name>

1回

security-constraintのdisplay-nameの設定値を属性出力時に格納し保管します。※5

このタグの設定内容の変更,およびタグ自体の削除はできません。

<login-config>

0回以上

ログイン方法についての定義。

このタグを複数指定できません。

<auth-method>

0または1回

認証方式。

指定できる文字列を次に示します。

  • BASIC

  • FORM

  • CLIENT-CERT

デフォルトはBASIC(DIGESTは未サポート)。

<realm-name>

0または1回

レルム名。

auth-methodにBASICを指定した場合

必須

auth-methodにBASIC以外を指定した場合

cjsetappprop,cjsetrespropで無視されます。

<form-login-config>

0または1回

auth-methodにFORMを指定した場合

必須

auth-methodにFORM以外を指定した場合

cjsetappprop,cjsetrespropで無視されます。

<form-login-page>

1回

ログイン時に使用するページ。設定する値は先頭を'/'で始めてください。

<form-error-page>

1回

ログインに失敗したときに表示するエラーページ。設定する値は先頭を'/'で始めてください。

<security-role>

0回以上

セキュリティロールについての定義。※6

<description>※1

0回以上※1

security-roleの説明。※6

<role-name>

1回

ロール名称。※6

<linked-to>

0または1回

cjaddsecコマンドで定義したロール名。

cjsetrespropで使用する場合,無視されます。

<env-entry>

0回以上

環境エントリについての定義。※5

<description>※1

0回以上※1

環境エントリの説明。※5

<env-entry-name>

1回

環境エントリの名称。※5

<env-entry-type>

0または1回

環境エントリのデータ型。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • java.lang.Boolean

  • java.lang.Byte

  • java.lang.Short

  • java.lang.Integer

  • java.lang.Long

  • java.lang.Float

  • java.lang.Double

  • java.lang.String

  • java.lang.Character

<env-entry-value>

1回

環境エントリの値。※5

env-entry-typeで指定した型に適合した値を指定します。

env-entry-typeにjava.lang.String以外を指定した場合,空文字の指定はできません。

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※6

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<ejb-ref>

0回以上

リモートインタフェースを持つEnterprise Beanへの参照情報についての定義。※6

<description>※1

0回以上※1

ejb-refの説明。※6

<ejb-ref-name>

1回

ejb-refの名称。※6

<ejb-ref-type>

0または1回

リンク先のEnterprise Beanの種別。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • Entity

  • Session

<home>

0または1回

リンク先のHomeインタフェースクラス名。※6

<remote>

0または1回

リンク先のComponentインタフェースクラス名。※6

<ejb-link>

0または1回

リンク先のejb-name。※6

ネーミングの切り替え機能でリンク先を設定する場合,次の形式で指定します。

corbaname::<名前空間のホスト名>:<名前空間のポート番号>#<EJBHomeオブジェクトリファレンスのJNDI名>

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※6

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<ejb-local-ref>

0回以上

ローカルインタフェースを持つEnterprise Beanへの参照情報についての定義。※6

<description>※1

0回以上※1

ejb-local-refの説明。※6

<ejb-ref-name>

1回

ejb-local-refの名称。※6

<ejb-ref-type>

1回

リンク先のEnterprise Beanの種別。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • Entity

  • Session

<local-home>

1回

リンク先のEnterprise BeanのLocal Homeインタフェース名。※6

<local>

1回

リンク先のEnterprise BeanのLocal Componentインタフェース名。※6

<ejb-link>

0または1回

リンク先のejb-name。※6

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※6

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<resource-ref>

0回以上

リソース参照についての定義。

<description>※1

0回以上※1

resource-refの説明。※6

<res-ref-name>

1回

resource-refの名称。※6

<res-type>

0または1回

リソース種別。※6

指定可能な文字列は次のとおり。

  • javax.mail.Session

  • javax.sql.DataSource

  • javax.jms.QueueConnectionFactory

  • javax.jms.ConnectionFactory

  • javax.resource.cci.ConnectionFactory

  • org.omg.CORBA_2_3.ORB(DDで定義しなくてもlookupできるリソース)

  • javax.jms.TopicConnectionFactory

参照先がConnector1.5のリソースアダプタの場合,参照先リソースアダプタのコネクション定義識別子(<connectionfactory-interface>タグの設定値)を指定します。

<res-auth>

0または1回

認証方式。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • Application

  • Container

Servlet2.5以降の場合,デフォルトはContainerとなります。

<res-sharing-scope>

0または1回

参照したリソースを共有するかどうかを指定します。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • Shareable

  • Unshareable

<mapped-name>

0または1回

対応するリソースアダプタ表示名またはメール表示名。※6

<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※6

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<linked-to>

0または1回

対応するリソースアダプタ表示名,データソース表示名またはメール表示名を指定します。※6

リソースアダプタ表示名の指定方法は,リソースアダプタのバージョンによって異なります。

Connector1.0以前

<リソースアダプタの表示名>

Connector1.5以降のOutboundリソースアダプタ

<リソースアダプタ表示名>!<コネクション定義識別子>

<コネクション定義識別子>とは,ra.xmlの<connectionfactory-interface>タグで指定した値のことです。

クラスタコネクションプール(互換機能)のメンバリソースアダプタは指定できません。

cjsetrespropで使用する場合は無視されます。

<resource-env-ref>

0回以上

リソース環境変数についての定義。※6

<description>※1

0回以上※1

resource-env-refの説明。※6

<resource-env-ref-name>

1回

resource-env-refの名称。※6

<resource-env-ref-type>

0または1回

リソース環境変数の値のクラスタイプ。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • javax.jms.Queue

  • javax.jms.Topic

  • javax.transaction.UserTransaction

  • javax.ejb.TimerService

  • javax.ejb.EJBContext

  • JavaBeansリソースのクラス名

javax.transaction.UserTransaction,javax.ejb.TimerService,javax.ejb.EJBContextは,アノテーションを使用した場合にだけ出力されます。ただし,この値を設定することはできません。

<linked-adminobject>を指定した場合は,任意のクラス名が表示されます。

<mapped-name>

0または1回

<resource-env-ref-type>が「javax.jms.Queue」の場合,対応するキュー※6を次の形式で表示します。

"<リソースアダプタの表示名>#<Queue名称>"

<linked-Queue>タグと同時に指定した場合は,<linked-Queue>タグが有効となります。

<resource-env-ref-type>が「JavaBeansリソースのクラス名」の場合,対応するJavaBeansリソースの表示名を表示します。<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※6

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<linked-queue>

0または1回

対応するデータソース表示名またはメール表示名。※6

cjsetrespropで使用する場合は無視されます。

<resource-env-ref-type>に「javax.jms.Queue」が指定された場合だけ有効となります。

<resource-adapter>

1回

リソースアダプタの表示名を指定します。※6

Connector1.5のリソースアダプタは指定できません。

<queue>

1回

キューの表示名を指定します。※6

<linked-adminobject>

0または1回

管理対象オブジェクト。

cjsetrespropでは無視されます。

<resourceadapter-name>

1回

リソースアダプタの表示名を指定します。

Connector1.0以前のリソースアダプタは指定できません。

<adminobject-name>

1回

管理対象オブジェクト名を指定します。

英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),および次の特殊文字を使用できます。

スペース( ),エクスクラメーションマーク(!),ダブルクォーテーション("),シャープ(#),ドル記号($),パーセント(%),アンパサンド(&),シングルクォーテーション('),バーレン(()()),アスタリスク(*),プラス(+),コンマ(,),ハイフン(-),ピリオド(.),コロン(:),セミコロン(;),レスザン(<),イコール(=),グレーターザン(>),クエスチョン(?),単価記号(@),ブラケット([)(]),円マーク(\),キャレット(^),アンダースコア(_),バッククォート(`),ブレイス({)(}),ストローク(|),チルダ(~)

ただし,次に示す名前は指定できません。

  • 先頭または末尾にピリオド(.)を付けた名前

  • ピリオド(.)だけの名前

  • アンダースコア(_)が連続している名前

文字列の先頭または末尾に,半角スペースや改行がある場合,取り除かれて設定されます。

<linked-to>

0または1回

JavaBeansリソースの表示名を指定します。※6

<resource-env-ref-type>に「JavaBeansリソースのクラス名」が指定された場合だけ有効となります。

cjsetrespropで使用する場合は無視されます。

<persistence-context-ref>

0回以上

永続化コンテキストの設定を記述します。

<description>※1

0回以上※2

永続化コンテキストについての説明を記述します。※6

<persistence-context-ref-name>

1回

永続化コンテキストの参照の名称を設定します。名称はjava:comp/envコンテキストに関連づけられたJNDI名。※6

<persistence-unit-name>

0または1回

永続化ユニットの名前を設定します。※6

<persistence-context-type>

0または1回

永続化コンテキストの参照のtransactional natureを設定します。指定可能な文字列は以下のとおり。※6

  • Transaction

  • Extended

<persistence-property>

0回以上

コンテナまたは,永続化プロバイダのプロパティを設定します。※6

<name>

1回

プロパティの名称を設定します。※6

<value>

1回

プロパティの値を設定します。※6

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定を記述します。※6

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名を指定します。パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから指定します。※6

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子を指定します。

<persistence-unit-ref>

0回以上

永続化ユニットの参照の設定を記述します。※6

<description>

0回以上

永続化ユニットの参照についての説明を記述します。※6

<persistence-unit-ref-name>

1回

永続化ユニットの参照の名称を設定します。名称はjava:comp/envコンテキストに関連づけられたJNDI名。※6

<persistence-unit-name>

0または1回

永続化ユニットの名前を設定します。※6

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定を記述します。※6

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名を指定します。パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから指定します。※6

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子を指定します。※6

<post-construct>

0回以上

post-constructメソッドの定義を記述します。※6

<lifecycle-callback-class>

0または1回

post-constructメソッドを保持するクラスの名称を記述します。省略時は,<post-construct>タグの指定が無視されます。※6

<lifecycle-callback-method>

1回

post-constructメソッド名を記述します。※6

<pre-destroy>

0回以上

pre-destroyメソッドの定義を記述します。※6

<lifecycle-callback-class>

0または1回

pre-destroyメソッドを保持するクラスの名称を記述します。省略時は,<pre-destroy>タグの指定が無視されます。※6

<lifecycle-callback-method>

1回

pre-destroyメソッド名を記述します。※6

<locale-encoding-mapping-list>

0回以上※1

ロケールとエンコーディング方法のマッピングの設定。

Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。

<locale-encoding-mapping>

1回以上

ロケールとエンコーディング方法のマッピングの設定。

<locale>

1回

ロケールを記述。

<encoding>

1回

エンコード方法を記述。

<runtime>

0または1回

cjsetapppropで使用する場合

必須

cjsetrespropで使用する場合

無視されます。

<context-root>

1回

コンテキストルート。

指定できる文字は,URI(RFC3986)で使用できる文字です。ルート指定時は,空文字列またはスラッシュ(/)を指定してください。

<thread-control>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.15

0または1回

スレッド制御グループの設定。

cjsetrespropで使用する場合は無視されます。

<thread-control-max-threads>

1回

Webアプリケーション単位の最大同時実行スレッド数。

占有スレッド数以上の値を指定してください。

1〜1024

<thread-control-exclusive-threads>

1回

占有スレッド数。

Webアプリケーション単位の最大同時実行スレッド数以下の値を指定してください。

0〜1024

<thread-control-queue-size>

1回

Webアプリケーション単位の実行待ちキューサイズ。

0〜2147483647

<thread-control-stats-monitor>

「機能解説 運用/監視/連携編」−「3.4

1回

稼働統計の監視の設定。

<whole-waiting-request-count>

1回

Webアプリケーション単位の全体実行待ちリクエスト数の監視をします。

<enabled>

1回

Webアプリケーション単位の全体実行待ちリクエスト数の監視のしきい値イベントを有効にするかどうかを指定します。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

デフォルトはtrueです。

<high-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する上限のしきい値を1〜100の整数値(単位:%)で指定します。デフォルトは80です。

ただし,<low-threshold>タグの指定値以上の値である必要があります。

<low-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する下限しきい値を0〜99の整数値(単位:%)で指定します。

デフォルトは0です。

ただし,<high-threshold>タグの指定値以下の値である必要があります。

<waiting-request-count>

1回

Webアプリケーション単位の実行待ちリクエスト数の監視をします。

<enabled>

1回

Webアプリケーション単位の実行待ちリクエスト数の監視のしきい値イベントを有効にするかどうかを指定します。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

デフォルトはtrueです。

<high-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する上限のしきい値を1〜100の整数値(単位:%)で指定します。デフォルトは80です。

ただし,<low-threshold>タグの指定値以上の値である必要があります。

<low-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する下限しきい値を0〜99の整数値(単位:%)で指定します。

デフォルトは0です。

ただし,<high-threshold>タグの指定値以下の値である必要があります。

<resource-watcher>

1回

Webアプリケーション単位のリクエスト実行待ちキュー格納数の監視に関するプロパティ。

<watcher-threshold>

1回

アラートメッセージを出力するしきい値。

1〜100の整数値(単位:%)を指定します。デフォルトは80です。

<watcher-interval>

1回

監視間隔。

1〜2147483647の整数値(単位:秒)で指定します。デフォルトは30です。

<watcher-enabled>

1回

リクエスト実行待ちキュー格納数の監視を有効にするかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

デフォルトはtrueです。<thread-control-queue-size>に0を指定した場合は監視は無効となります。

<watcher-writefile-enabled>

1回

リソース使用状況をファイルに出力するかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(出力する)

  • false(出力しない)

デフォルトはtrueです。

<urlgroup-thread-control>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.16

0回以上

URLグループ単位の同時実行スレッド数制御。

<urlgroup-thread-control-name>

1回

URLグループ単位の同時実行スレッド数制御の定義名。

URLグループ単位の同時スレッド数制御の定義名にはWebアプリケーション内で一意となる文字列を指定します。英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),ハイフン(-)およびアンダースコア(_)が使用できます。文字列の長さは1≦文字列長≦64で指定してください。

<urlgroup-thread-control-max-threads>

1回

URLグループ単位の最大同時実行スレッド数。

1〜thread-control-max-threadsの整数値を指定します。

<urlgroup-thread-control-exclusive-threads>

1回

URLグループ単位の占有スレッド数。

指定できる値は,0〜urlgroup-thread-control-max-threadsかつthread-control-exclusive-threads以下です。なお,<urlgroup-thread-control>を定義している場合は次の設定範囲を満たす必要があります。

  • thread-control-max-threads ≠ thread-control-exclusive-threadsの場合 thread-control-exclusive-threads ≧ urlgroup-thread-control-exclusive-threadsの総和。

  • thread-control-max-threads = thread-control-exclusive-threadsの場合 thread-control-exclusive-threads > urlgroup-thread-control-exclusive-threadsの総和。

<urlgroup-thread-control-queue-size>

1回

URLグループ単位の実行待ちキューのサイズ。

指定できる値は,0〜2147483647の整数値です。

<urlgroup-thread-control-mapping>

0回以上

制御対象となるURLのマッピング情報。

省略時は,制御対象となるURLがない状態で動作します。

<url-pattern>

1回

制御対象となるURLパターン。

一つのWebアプリケーション内で同じURLパターンを指定することはできません。指定例を次に示します。

  • /soda/grape/*

  • /foo/*

  • /contents

  • *.foo

<stats-monitor>

「機能解説 運用/監視/連携編」−「3.4

1回

稼働統計の設定。

<waiting-request-count>

1回

URLグループ単位の実行待ちリクエスト数を監視。

<enabled>

1回

URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の監視のしきい値イベントを有効にするかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

<high-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する上限しきい値。

指定できる値は,1〜100の整数値(単位:%)です。なお,low-threshold以上の値を指定してください。

<low-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する下限しきい値。

指定できる値は,0〜99の整数値(単位:%)です。なお,high-threshold以下の値を指定してください。

<http-request>

0または1回

<encoding>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.6

0または1回

リクエストボディ,およびクエリのデコードに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。

JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。※7

デフォルトは指定なしです。

<http-response>

0または1回

<encoding>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.6

0または1回

レスポンスボディのエンコードに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。

JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。※7

デフォルトは指定なしです。

<jsp>

0または1回

<page-encoding>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.6

0または1回

JSPファイルの読み込みに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。

JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。※7

デフォルトは指定なしです。

<http-session>

0または1回

<http-session-max-number>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.7.5

1回

使用可能なHttpSessionの最大数。

指定できる値は,-1〜2147483647の整数値です。-1を指定した場合は無制限となります。デフォルトは,-1です。

<resource-watcher>

1回

HttpSession数の監視に関するプロパティを設定。

<watcher-threshold>

1回

アラートメッセージを出力するしきい値。

指定できる値は,1〜100の整数値(単位:%)です。デフォルトは80です。

<watcher-interval>

1回

監視間隔。

指定できる値は,1〜2147483647の整数値(単位:秒)です。デフォルトは30です。

<watcher-enabled>

1回

HttpSession数の監視を有効にするかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

デフォルトはtrueです。ただし,http-session-max-numberに0を指定した場合,監視は無効となります。

<watcher-writefile-enabled>

1回

リソース使用状況をファイルに出力するかどうかの指定。指定できる文字列を次に示します。

  • true(出力する)

  • false(出力しない)

デフォルトはtrueです。

<dbsfo>

「機能解説 拡張編」−「6章

0または1回

データベースセッションフェイルオーバ機能の設定をします。

<enabled>

0または1回

データベースセッションフェイルオーバ機能を有効にするかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

<application-id>

0または1回

アプリケーション識別子を設定します。英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_)だけ使用できます。最大16文字まで指定できます。

<attribute-data-size-max>

0または1回

グローバルセッション情報に含めることができるHTTPセッションの属性情報の最大サイズを設定します。設定可能な範囲は128〜10485760の整数値(単位:バイト)です。

<exclude-extensions>

0または1回

データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止する拡張子を設定します。

URLのパスが指定した拡張子と同じ場合,該当するリクエストでのデータベースセッションフェイルオーバ機能は無効となります。指定した拡張子とURLの比較では大文字・小文字は区別しません。

データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止する拡張子を設定しない場合は,空文字列を設定します。

次に示す文字を,512文字以内で指定します。

  • 英数字

  • 括弧((),())

  • エクスクラメーション(!)

  • パーセント(%)

  • ドル記号($)

  • アンパサンド(&)

  • シングルクオート(')

  • プラス(+)

  • ハイフン(-)

  • イコール(=)

  • 単価記号(@)

  • アンダースコア(_)

  • チルダ(~)

  • ピリオド(.)

  • コンマ(,)

拡張子を複数指定する場合は,コンマ(,)で区切って指定します。

<start-notify-error>

0または1回

J2EEアプリケーション開始時にエラー通知をするかどうかの指定。

J2EEアプリケーションの開始時に,load-on-startupが指定されているサーブレット/JSPの初期化処理中や,taglibの解析中にエラーが発生した場合,エラーを通知してアプリケーションの開始を中断するかどうかを指定します。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(エラーを通知する)

  • false(エラーを通知しない)

デフォルト値はtrueです。

<start-order>

0または1回

J2EEアプリケーション開始時および停止時の順番。

開始時は昇順で開始処理が行われ,終了時は降順に停止処理が行われます。

0≦start-order≦2147483647

注※1

xml:lang属性を指定できます。xml:lang属性を指定しない場合は,「en(英語)」が仮定されます。なお,xml:lang属性が同じタグを複数指定できません。

注※2

Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを複数指定できません。

注※3

mime-mappingタグで指定する拡張子とMIMEタイプの対応づけのデフォルト値については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「付録B.1 拡張子とMIMEタイプの対応づけ」を参照してください。

注※4

error-codeまたはexception-typeのどちらかです。

注※5

cjgetappprop,cjgetrespropコマンドで出力されたものに対し,タグ名の変更,タグの追加・削除,値の変更をしてはいけません。

注※6

アノテーションの設定値の場合は,値の変更をしてはいけません。

注※7

デフォルトの文字エンコーディングとして設定できる文字は,JavaVMがサポートしている文字エンコーディングとなります。JavaVMがサポートしている文字エンコーディングについては,JDKのドキュメントのサポートされているエンコーディングに関する説明を参照してください。また,指定できる文字列は,java.nio API用の正準名とjava.lang API用の正準名に記載されている文字エンコーディング,およびそれらの別名になります。

(2) web.xmlを含まない場合(Servlet2.5以降)

タグ名

出現パターン

説明

<hitachi-war-property>

1回

ルートタグ。

<description>※1

0回以上※1

WARの説明。※5

<display-name>※1

1回以上※1

WARの表示名。※5

xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを必ず指定します。該当するリソースの表示名をコマンドの引数で指定する場合も,xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを指定します。

1≦文字列長

xml:lang属性が"en"のタグの場合,英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),および特殊文字を使用できます。

プラス(+),ハイフン(-),ピリオド(.),キャレット(^),アンダースコア(_)

xml:lang属性が"en"のタグ以外の場合,文字の制限はありません。

<icon>※1

0回以上※1

Deployツール上に表示されるWebアプリケーションのアイコンの定義。※5

<small-icon>

0または1回

スモールアイコン(16×16)のファイル名。

<large-icon>

0または1回

ラージアイコン(32×32)のファイル名。

<security-role>

0回以上

セキュリティロールについての定義。

<description>※1

0回以上※1

security-roleの説明。※5

<role-name>

1回

ロール名称。※5

<linked-to>

0または1回

cjaddsecコマンドで定義したロール名。

cjsetrespropで使用する場合,無視されます。

<env-entry>

0または1回

環境エントリについての定義。※5

<description>※1

0回以上※1

環境エントリの説明。※5

<env-entry-name>

1回

環境エントリの名称。※5

<env-entry-type>

1回

環境エントリのデータ型。※5

指定できる文字列を次に示します。

  • java.lang.Boolean

  • java.lang.Byte

  • java.lang.Short

  • java.lang.Integer

  • java.lang.Long

  • java.lang.Float

  • java.lang.Double

  • java.lang.String

  • java.lang.Character

<env-entry-value>

1回

環境エントリの値。※5

env-entry-typeで指定した型に適合した値を指定します。

env-entry-typeにjava.lang.String以外を指定した場合,空文字の指定はできません。

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※5

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<ejb-ref>

0回以上

リモートインタフェースを持つEnterprise Beanへの参照情報についての定義。※5

<description>※1

0回以上※1

ejb-refの説明。※6

<ejb-ref-name>

1回

ejb-refの名称。※6

<ejb-ref-type>

0または1回

リンク先のEnterprise Beanの種別。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • Entity

  • Session

<home>

0または1回

リンク先のHomeインタフェースクラス名。※6

<remote>

0または1回

リンク先のComponentインタフェースクラス名。※6

<ejb-link>

0または1回

リンク先のejb-name。※6

ネーミングの切り替え機能でリンク先を設定する場合,次の形式で指定します。

corbaname::<名前空間のホスト名>:<名前空間のポート番号>#<EJBHomeオブジェクトリファレンスのJNDI名>

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※5

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<ejb-local-ref>

0回以上

ローカルインタフェースを持つEnterprise Beanへの参照情報についての定義。※6

<description>※1

0回以上※1

ejb-local-refの説明。※6

<ejb-ref-name>

1回

ejb-local-refの名称。※6

<ejb-ref-type>

1回

リンク先のEnterprise Beanの種別。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • Entity

  • Session

<local-home>

1回

リンク先のEnterprise BeanのLocal Homeインタフェース名。※6

<local>

1回

リンク先のEnterprise BeanのLocal Componentインタフェース名。※6

<ejb-link>

0または1回

リンク先のejb-name。※6

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※5

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<resource-ref>

0回以上

リソース参照についての定義。※5

<description>※1

0回以上※1

resource-refの説明。※6

<res-ref-name>

1回

resource-refの名称。※6

<res-type>

0または1回

リソース種別。※6

指定可能な文字列は次のとおり。

  • javax.mail.Session

  • javax.sql.DataSource

  • javax.jms.QueueConnectionFactory

  • javax.jms.ConnectionFactory

  • javax.resource.cci.ConnectionFactory

  • org.omg.CORBA_2_3.ORB(DDで定義しなくてもlookupできるリソース)

  • javax.jms.TopicConnectionFactory

参照先がConnector1.5のリソースアダプタの場合,参照先リソースアダプタのコネクション定義識別子(<connectionfactory-interface>タグの設定値)を指定します。

<res-auth>

0または1回

認証方式。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • Application

  • Container

Servlet2.5以降の場合,デフォルトはContainerとなります。

<res-sharing-scope>

0または1回

参照したリソースを共有するかどうかを指定します。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • Shareable

  • Unshareable

<mapped-name>

0または1回

対応するリソースアダプタ表示名またはメール表示名。※5

<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※5

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<linked-to>

0または1回

対応するリソースアダプタ表示名,データソース表示名またはメール表示名を指定します。※6

リソースアダプタ表示名の指定方法は,リソースアダプタのバージョンによって異なります。

Connector1.0以前

<リソースアダプタの表示名>

Connector1.5以降のOutboundリソースアダプタ

<リソースアダプタ表示名>!<コネクション定義識別子>

<コネクション定義識別子>とは,ra.xmlの<connectionfactory-interface>タグで指定した値のことです。

クラスタコネクションプール(互換機能)のメンバリソースアダプタは指定できません。

cjsetrespropで使用する場合は無視されます。

<resource-env-ref>

0回以上

リソース環境変数についての定義。※6

<description>※1

0回以上※1

resource-env-refの説明。※6

<resource-env-ref-name>

1回

resource-env-refの名称。※6

<resource-env-ref-type>

1回

リソース環境変数の値のクラスタイプ。※6

指定できる文字列を次に示します。

  • javax.jms.Queue

  • javax.jms.Topic

  • javax.transaction.UserTransaction

  • javax.ejb.TimerService

  • javax.ejb.EJBContext

  • JavaBeansリソースのクラス名

javax.transaction.UserTransaction,javax.ejb.TimerService,javax.ejb.EJBContextは,アノテーションを使用した場合にだけ出力されます。ただし,この値を設定することはできません。

<linked-adminobject>を指定した場合は,任意のクラス名が表示されます。

<mapped-name>

0または1回

<resource-env-ref-type>が「javax.jms.Queue」の場合,対応するキュー※5を次の形式で表示します。

"<リソースアダプタの表示名>#<Queue名称>"

<linked-Queue>タグと同時に指定した場合は,<linked-Queue>タグが有効となります。

<resource-env-ref-type>が「JavaBeansリソースのクラス名」の場合,対応するJavaBeansリソースの表示名を表示します。<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定。※5

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名。※5

パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<linked-queue>

0または1回

対応するデータソース表示名またはメール表示名。※6

cjsetrespropで使用する場合は無視されます。

<resource-env-ref-type>に「javax.jms.Queue」が指定された場合だけ有効となります。

<resource-adapter>

1回

リソースアダプタの表示名を指定します。※6

Connector1.5のリソースアダプタは指定できません。

<queue>

1回

キューの表示名を指定します。※6

<linked-adminobject>

0または1回

管理対象オブジェクト。

cjsetrespropでは無視されます。

<resourceadapter-name>

1回

リソースアダプタの表示名を指定します。

Connector1.0以前のリソースアダプタは指定できません。

<adminobject-name>

1回

管理対象オブジェクト名を指定します。

英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),および次の特殊文字を使用できます。

スペース( ),エクスクラメーションマーク(!),ダブルクォーテーション("),シャープ(#),ドル記号($),パーセント(%),アンパサンド(&),シングルクォーテーション('),バーレン(()()),アスタリスク(*),プラス(+),コンマ(,),ハイフン(-),ピリオド(.),コロン(:),セミコロン(;),レスザン(<),イコール(=),グレーターザン(>),クエスチョン(?),単価記号(@),ブラケット([)(]),円マーク(\),キャレット(^),アンダースコア(_),バッククォート(`),ブレイス({)(}),ストローク(|),チルダ(~)

ただし,次に示す名前は指定できません。

  • 先頭または末尾にピリオド(.)を付けた名前

  • ピリオド(.)だけの名前

  • アンダースコア(_)が連続している名前

文字列の先頭または末尾に,半角スペースや改行がある場合,取り除かれて設定されます。

<linked-to>

0または1回

JavaBeansリソースの表示名を指定します。※6

<resource-env-ref-type>に「JavaBeansリソースのクラス名」が指定された場合だけ有効となります。

cjsetrespropで使用する場合は無視されます。

<persistence-context-ref>

0回以上

永続化コンテキストの設定を記述。※5

<description>※1

0回以上

永続化コンテキストについての説明を記述。※6

<persistence-context-ref-name>

1回

永続化コンテキストの参照の名称を設定する。名称はjava:comp/envコンテキストに関連づけられたJNDI名。※6

<persistence-unit-name>

0または1回

永続化ユニットの名前を設定する。※6

<persistence-context-type>

0または1回

永続化コンテキストの参照のtransactional natureを設定する。指定可能な文字列は以下のとおり。※6

  • Transaction

  • Extended

<persistence-property>

0回以上

コンテナまたは,永続化プロバイダのプロパティを設定する。※6

<name>

1回

プロパティの名称を設定する。※6

<value>

1回

プロパティの値を設定する。※6

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定を記述。※6

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名を指定。パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから指定。※6

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子を指定。

<persistence-unit-ref>

0回以上

永続化ユニットの参照の設定を記述。※5

<description>※1

0回以上

永続化ユニットの参照についての説明を記述。※6

<persistence-unit-ref-name>

1回

永続化ユニットの参照の名称を設定する。名称はjava:comp/envコンテキストに関連づけられたJNDI名。※6

<persistence-unit-name>

0または1回

永続化ユニットの名前を設定する。※6

<injection-target>

0回以上

Dependency Injectionの設定を記述。※6

<injection-target-class>

1回

injectionの対象となるクラス名を指定。パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから指定。※6

<injection-target-name>

1回

指定したクラスのinjection対象となる識別子を指定。※6

<post-construct>

0回以上

post-constructメソッドの定義を記述。※5

<lifecycle-callback-class>

0または1回

post-constructメソッドを保持するクラスの名称を記述。省略時は,<post-construct>タグの指定が無視されます。※6

<lifecycle-callback-method>

1回

post-constructメソッド名を記述。※6

<pre-destroy>

0回以上

pre-destroyメソッドの定義を記述。※5

<lifecycle-callback-class>

0または1回

pre-destroyメソッドを保持するクラスの名称を記述。省略時は,<pre-destroy>タグの指定が無視されます。※6

<lifecycle-callback-method>

1回

pre-destroyメソッド名を記述。※6

<runtime>

0または1回

cjsetapppropで使用する場合

必須

cjsetrespropで使用する場合

無視されます。

<context-root>

1回

コンテキストルート。

指定できる文字は,URI(RFC3986)で使用できる文字です。ルート指定時は,空文字列またはスラッシュ(/)を指定してください。

<thread-control>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.15

0または1回

スレッド制御グループの設定。

cjsetrespropで使用する場合は無視されます。

<thread-control-max-threads>

1回

Webアプリケーション単位の最大同時実行スレッド数。

占有スレッド数以上の値を指定してください。

1〜1024

<thread-control-exclusive-threads>

1回

占有スレッド数。

Webアプリケーション単位の最大同時実行スレッド数以下の値を指定してください。

0〜1024

<thread-control-queue-size>

1回

Webアプリケーション単位の実行待ちキューサイズ。

0〜2147483647

<thread-control-stats-monitor>

「機能解説 運用/監視/連携編」−「3.4

1回

稼働統計の監視の設定。

<whole-waiting-request-count>

1回

Webアプリケーション単位の全体実行待ちリクエスト数の監視をします。

┃┃

<enabled>

1回

Webアプリケーション単位の全体実行待ちリクエスト数の監視のしきい値イベントを有効にするかどうかを指定します。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

デフォルトはtrueです。

<high-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する上限のしきい値を1〜100の整数値(単位:%)で指定します。デフォルトは80です。

ただし,<low-threshold>タグの指定値以上の値である必要があります。

<low-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する下限しきい値を0〜99の整数値(単位:%)で指定します。

デフォルトは0です。

ただし,<high-threshold>タグの指定値以下の値である必要があります。

<waiting-request-count>

1回

Webアプリケーション単位の実行待ちリクエスト数の監視をします。

<enabled>

1回

Webアプリケーション単位の実行待ちリクエスト数の監視のしきい値イベントを有効にするかどうかを指定します。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

デフォルトはtrueです。

<high-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する上限のしきい値を1〜100の整数値(単位:%)で指定します。デフォルトは80です。

ただし,<low-threshold>タグの指定値以上の値である必要があります。

<low-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する下限しきい値を0〜99の整数値(単位:%)で指定します。

デフォルトは0です。

ただし,<high-threshold>タグの指定値以下の値である必要があります。

<resource-watcher>

1回

Webアプリケーション単位のリクエスト実行待ちキュー格納数の監視に関するプロパティ。

<watcher-threshold>

1回

アラートメッセージを出力するしきい値。

1〜100の整数値(単位:%)を指定します。デフォルトは80です。

<watcher-interval>

1回

監視間隔。

1〜2147483647の整数値(単位:秒)で指定します。デフォルトは30です。

<watcher-enabled>

1回

Webアプリケーション単位のリクエスト実行待ちキュー格納数の監視を有効にするかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

デフォルトはtrueです。ただし,thread-control-queue-sizeに0を指定した場合,監視は無効となります。

<watcher-writefile-enabled>

1回

リソース使用状況をファイルに出力するかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(出力する)

  • false(出力しない)

デフォルトはtrueです。

<urlgroup-thread-control>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.16

0回以上

URLグループ単位の同時実行スレッド数制御。

<urlgroup-thread-control-name>

1回

URLグループ単位の同時実行スレッド数制御の定義名。

URLグループ単位の同時スレッド数制御の定義名にはWebアプリケーション内で一意となる文字列を指定します。英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),ハイフン(-)およびアンダースコア(_)が使用できます。文字列の長さは1≦文字列長≦64で指定してください。

<urlgroup-thread-control-max-threads>

1回

URLグループ単位の最大同時実行スレッド数。

1〜thread-control-max-threadsの整数値を指定します。

<urlgroup-thread-control-exclusive-threads>

1回

URLグループ単位の占有スレッド数。

指定できる値は,0〜urlgroup-thread-control-max-threadsかつthread-control-exclusive-threads以下です。なお,<urlgroup-thread-control>を定義している場合は次の設定範囲を満たす必要があります。

  • thread-control-max-threads ≠ thread-control-exclusive-threadsの場合 thread-control-exclusive-threads ≧ urlgroup-thread-control-exclusive-threadsの総和。

  • thread-control-max-threads = thread-control-exclusive-threadsの場合 thread-control-exclusive-threads > urlgroup-thread-control-exclusive-threadsの総和。

<urlgroup-thread-control-queue-size>

1回

URLグループ単位の実行待ちキューのサイズ。

指定できる値は,0〜2147483647の整数値です。

<urlgroup-thread-control-mapping>

0回以上

制御対象となるURLのマッピング情報。

<url-pattern>

1回

制御対象となるURLパターン。

一つのWebアプリケーション内で同じURLパターンを指定することはできません。指定例を次に示します。

  • /soda/grape/*

  • /foo/*

  • /contents

  • *.foo

<stats-monitor>

「機能解説 運用/監視/連携編」−「3.4

1回

稼働統計の設定。

<waiting-request-count>

1回

URLグループ単位の実行待ちリクエスト数を監視。

<enabled>

1回

URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の監視のしきい値イベントを有効にするかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

<high-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する上限しきい値。

指定できる値は,1〜100の整数値(単位:%)です。なお,low-threshold以上の値を指定してください。

<low-threshold>

1回

しきい値イベントを出力する下限しきい値。

指定できる値は,0〜99の整数値(単位:%)です。なお,high-threshold以下の値を指定してください。

<http-request>

0または1回

<encoding>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.6

0または1回

リクエストボディ,およびクエリのデコードに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。

JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。※7

デフォルトは指定なしです。

<http-response>

0または1回

<encoding>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.6

0または1回

レスポンスボディのエンコードに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。

JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。※7

デフォルトは指定なしです。

<jsp>

0または1回

<page-encoding>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.6

0または1回

JSPファイルの読み込みに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。

JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。※7

デフォルトは指定なしです。

<http-session>

0または1回

<http-session-max-number>

「機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」−「2.7.5

1回

使用可能なHttpSessionの最大数。

指定できる値は,-1〜2147483647の整数値です。-1を指定した場合は無制限となります。デフォルトは,-1です。

<resource-watcher>

1回

HttpSession数の監視に関するプロパティを設定。

<watcher-threshold>

1回

アラートメッセージを出力するしきい値。

指定できる値は,1〜100の整数値(単位:%)です。デフォルトは80です。

<watcher-interval>

1回

監視間隔。

指定できる値は,1〜2147483647の整数値(単位:秒)です。デフォルトは30です。

<watcher-enabled>

1回

HttpSession数の監視を有効にするかどうかの指定。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(有効にする)

  • false(無効にする)

デフォルトはtrueです。ただし,http-session-max-numberに0を指定した場合,監視は無効となります。

<watcher-writefile-enabled>

1回

リソース使用状況をファイルに出力するかどうかの指定。指定できる文字列を次に示します。

  • true(出力する)

  • false(出力しない)

デフォルトはtrueです。

<dbsfo>

「機能解説 拡張編」−「6章

0または1回

データベースセッションフェイルオーバ機能の設定を行う。

<enabled>

0または1回

データベースセッションフェイルオーバ機能の有効,無効を設定する。有効の場合は"true",無効の場合は"false"を指定する。

<application-id>

0または1回

アプリケーション識別子を設定する。英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_)だけ使用可。最大16文字。

<attribute-data-size-max>

0または1回

グローバルセッション情報に含めることが可能なHTTPセッションの属性情報の最大サイズを設定する。設定可能な範囲は128〜10485760の整数値 (単位:バイト)。

<exclude-extensions>

0または1回

データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止する拡張子を設定します。

URLのパスが指定した拡張子と同じ場合,該当するリクエストでデータベースセッションフェイルオーバ機能は無効となります。指定した拡張子とURLの比較では大文字・小文字は区別しません。

データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止する拡張子を設定しない場合は,空文字列を設定します。

次に示す文字を,512文字以内で指定します。

  • 英数字

  • 括弧((),())

  • エクスクラメーション(!)

  • パーセント(%)

  • ドル記号($)

  • アンパサンド(&)

  • シングルクオート(')

  • プラス(+)

  • ハイフン(-)

  • イコール(=)

  • 単価記号(@)

  • アンダースコア(_)

  • チルダ(~)

  • ピリオド(.)

  • コンマ(,)

拡張子を複数指定する場合は,コンマ(,)で区切って指定します。

<start-notify-error>

0または1回

J2EEアプリケーション開始時にエラー通知をするかどうかの指定。

J2EEアプリケーションの開始時に,load-on-startupが指定されているサーブレット/JSPの初期化処理中や,taglibの解析中にエラーが発生した場合,エラーを通知してアプリケーションの開始を中断するかどうかを指定します。

指定できる文字列を次に示します。

  • true(エラーを通知する)

  • false(エラーを通知しない)

デフォルト値はtrueです。

<start-order>

0または1回

J2EEアプリケーション開始時および停止時の順番。

開始時は昇順で開始処理が行われ,終了時は降順に停止処理が行われます。

0≦start-order≦2147483647

注※1

xml:lang属性を指定できます。xml:lang属性を指定しない場合は,「en(英語)」が仮定されます。なお,xml:lang属性が同じタグを複数指定できません。

注※2

Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを複数指定できません。

注※3

mime-mappingタグで指定する拡張子とMIMEタイプの対応づけのデフォルト値については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「付録B.1 拡張子とMIMEタイプの対応づけ」を参照してください。

注※4

error-codeまたはexception-typeのどちらかです。

注※5

cjgetappprop,cjgetrespropコマンドで出力されたものに対し,タグ名の変更,タグの追加・削除,値の変更をしてはいけません。

注※6

アノテーションの設定値の場合は,値の変更をしてはいけません。

注※7

デフォルトの文字エンコーディングとして設定できる文字は,JavaVMがサポートしている文字エンコーディングとなります。JavaVMがサポートしている文字エンコーディングについては,JDKのドキュメントのサポートされているエンコーディングに関する説明を参照してください。また,指定できる文字列は,java.nio API用の正準名とjava.lang API用の正準名に記載されている文字エンコーディング,およびそれらの別名になります。