jvm.userprf.File
形式
jvm.userprf.File=<文字列>
説明
ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルのファイルパスを指定します。
ユーザ拡張性能トレースは,このプロパティに指定したファイルパスのファイルをユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルとして読み込みます。なお,このプロパティを指定していない場合,デフォルトのファイルパスのファイルをユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルとして読み込みます。
- ポイント
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ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルに記述されたメソッドがユーザ拡張性能解析トレースのトレース対象となります。
- デフォルト値
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- Windowsの場合
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<JDKインストールディレクトリ>\usrconf\userprf.cfg
- UNIXの場合
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/opt/Cosminexus/jdk/usrconf/userprf.cfg
- 前提プロパティ
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jvm.userprf.Enable=true
引数
- <文字列>
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ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルのファイルパスを指定します。
ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルのファイルパスは次のように指定します。
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指定できるファイルパスは一つだけです。
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カレントディレクトリからの相対パスおよび絶対パスがパス文字列として有効です。カレントディレクトリの例を次に示します。
- (例)cjstartsvで実行した場合のデフォルトのカレントディレクトリ
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Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\server\public\ejb\<サーバ名称>
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UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/server/public/ejb/<サーバ名称>
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注意事項
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ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルを読み込むときの文字エンコーディングは,JDKの動作プラットフォームのデフォルトエンコーディングです。文字エンコーディングがデフォルトエンコーディング以外の場合,デフォルトエンコーディングで記述されているものとして処理されます。
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サーバごとにユーザ拡張性能解析トレースを異なる設定にする場合は,サーバごとにユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルを用意して,このプロパティでサーバごとのファイルパスを指定してください。
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指定されたファイルパスのファイルが読み込めない場合や読み込んだ設定が有効でない場合,ユーザ拡張性能解析トレース設定ファイルの読み込み時のログがJavaVMログファイルに出力されます。
指定例
プロパティの指定例を次に示します。
add.jvm.arg= -Djvm.userprf.File=/test/setting.txt