9.2.3 sinaviagent.cfg(サーバ通信エージェント用オプション定義ファイル)
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
次のようにキーを指定します。
<キー名称>=<値>
- 指定方法
-
-
行頭に「#」を記述した場合,その行はコメントと見なされ,無視されます。
-
値を指定しない場合,その行は無視されます。
-
キーと値の間のセパレータには「=」を使用します。「=」前後の空白は無視されます。
-
改行までが値と見なされます。
-
1行は64KB未満とします。
-
ISO 8859-1の範囲の文字だけが使用できます。
-
(2) ファイルの格納先
-
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\sinagent\config\
-
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/sinagent/config/
(3) 機能
サーバ通信エージェント,およびサーバ通信エージェントによって起動されるコマンドやプロセスのログファイルの情報を設定します。
(4) 指定できるキー
指定できるキーを次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 |
内容 |
指定可能値 |
省略値 |
VR |
---|---|---|---|---|
サーバ通信エージェントのログ出力ディレクトリを指定します。 ファイルセパレータには「/」を使用してください。 指定したログ出力ディレクトリが不正な場合は,サーバ通信エージェントが起動されません。 |
ディレクトリ名(絶対パス) |
|
09-00 |
|
サーバ通信エージェントの処理データを格納するディレクトリを指定します。 ファイルセパレータには「/」を使用してください。 指定したログ出力ディレクトリが不正な場合は,サーバ通信エージェントが起動されません。 |
ディレクトリ名(絶対パス) |
|
09-00 |
|
サーバ通信エージェントによって起動されるコマンド用の作業ディレクトリを指定します。 ファイルセパレータには「/」を使用してください。 指定したログ出力ディレクトリが不正な場合は,サーバ通信エージェントが起動されません。 |
ディレクトリ名(絶対パス) |
|
09-00 |
|
サーバ通信エージェント用ログのログファイル面数を指定します。 sinaviagent.log.styleキーでシフトモードを設定した場合は,バックアップファイルの面数になります。 |
1〜16の整数で指定します。 |
4 |
09-00 |
|
サーバ通信エージェント用ログのログファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。 |
65536〜2147483647の数値で指定します。 |
524288 |
09-00 |
|
サーバ通信エージェント用ログの出力レベルを指定します。指定したレベル以下の情報がログに出力されます。
|
-1〜1000の数値で指定します。 |
0 |
09-00 |
|
サーバ通信エージェント用ログのログファイルをローテーションする時刻をHHMMSS形式で指定します。ただし,このプロパティで設定した時刻に達する前に,ログファイルのサイズが上限に達した場合,その時点でログファイルをローテーションします。 指定が無い場合は,ログサイズだけでローションします。 |
000000〜235959のHHMMSS形式で指定します。 |
なし |
09-00 |
|
サーバ通信エージェント用ログのログファイルのローテーション方式を指定します。
|
次のどちらかを指定します。
|
WRAP |
09-00 |
|
Windowsの場合に,サーバ通信エージェントサービス用ログのログファイル面数を指定します。 |
1〜16の整数で指定します。 |
4 |
09-00 |
|
Windowsの場合に,サーバ通信エージェントサービス用ログのログファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。 |
65536〜2147483647の数値で指定します。 |
65536 |
09-00 |
|
Windowsの場合に,サーバ通信エージェントサービス用ログのログ出力レベルを指定します。指定したレベル以下の情報がログに出力されます。
|
-1〜1000の数値で指定します。 |
0 |
09-00 |
|
snactlコマンド用ログのログファイル面数を指定します。 |
1〜16の整数で指定します。 |
4 |
09-00 |
|
snactlコマンド用ログのログファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。 |
65536〜2147483647の数値で指定します。 |
65536 |
09-00 |
|
snactlコマンド用ログの出力レベルを指定します。指定したレベル以下の情報がログに出力されます。
|
-1〜1000の数値で指定します。 |
0 |
09-00 |
|
サーバ通信エージェント用保守ログのファイル面数を指定します。 |
1〜16の整数で指定します。 |
4 |
09-00 |
|
サーバ通信エージェント用保守ログのファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。 |
65536〜2147483647の数値で指定します。 |
65536 |
09-00 |
|
Windowsの場合に,サーバ通信エージェントサービス用保守ログのファイル面数を指定します。 |
1〜16の整数で指定します。 |
4 |
09-00 |
|
Windowsの場合に,サーバ通信エージェントサービス用保守ログのファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。 |
65536〜2147483647の数値で指定します。 |
65536 |
09-00 |
|
snactlコマンド用保守ログのファイル面数を指定します。 |
1〜16の整数で指定します。 |
4 |
09-00 |
|
snactlコマンド用保守ログのファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。 |
65536〜2147483647の数値で指定します。 |
65536 |
09-00 |
|
サーバ通信エージェントが起動したプロセスのコンソール出力情報を取得するかどうかを設定します。
|
次のどちらかを指定します。
|
true |
09-00 |
|
サーバ通信エージェントが起動したプロセスのコンソール出力情報を出力するログファイル面数を指定します。 sinaviagent.process.consolelog.styleキーでシフトモードを指定した場合は,バックアップファイルの面数になります。 |
1〜16の整数で指定します。 |
4 |
09-00 |
|
サーバ通信エージェントが起動したプロセスのコンソール出力情報を出力するログファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を指定します。 |
65536〜2147483647の数値で指定します。 |
65536 |
09-00 |
|
サーバ通信エージェントが起動したプロセスのコンソール出力情報を出力するログファイルをローテーションする時刻を指定します。 指定が無い場合は,ログサイズによるローションをします |
000000〜235959のHHMMSS形式で指定します。 |
なし |
09-00 |
|
サーバ通信エージェントが起動したプロセスのコンソール出力情報を出力するログファイルのローテーション方式を指定します。
|
次のどちらかを指定します。
|
WRAP |
09-00 |