11.9.5 J2EEサーバのsnapshotログの収集
[snapshotログ]画面を次の図に示します。
(1) 機能概要
選択したJ2EEサーバのsnapshotログを収集できます。snapshotログとは,システムおよびアプリケーションの保守に必要なトラブルシュート情報のことです。収集したsnapshotログは選択したJ2EEサーバが稼働しているホスト上に格納されます。
snapshotログの収集はホスト単位で実施されます。このため,選択したJ2EEサーバが稼働しているホスト上にある論理サーバのsnapshotログは,すべて収集対象になります。
ただし,1台のマシンが複数のホストで構成されている場合,snapshotログの収集はマシン単位で実施されます。この場合に,運用管理ポータルなどでログの出力先を変更しているときは,選択したJ2EEサーバが稼働しているホストだけに設定が有効となります。選択されていないホストでは,ログの出力先が変更されていても有効になりません。このため,1台のマシンが複数のホストで構成されている場合に,ログの出力先を変更していると,ホストごとに収集対象が異なります。
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選択したJ2EEサーバが稼働しているホストの場合
指定されたログの出力先からsnapshptログが収集されます。
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上記以外のホストの場合
デフォルトのログの出力先からsnapshotログが収集されます。
また,snapshotログは次のタイミングでも収集されます。
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mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)のcom.cosminexus.mngsvr.snapshot.collect.pointキーの設定値に従ったタイミング
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snapshotlogコマンドの実行時
snapshotログを収集するための設定および取得方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の次の個所を参照してください。
(2) 表示手順
画面の表示手順を次に示します。
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運用管理ポータルで[論理サーバの起動/停止]アンカーをクリックします。
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[サーバビュー]タブ−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]をクリックします。
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[snapshotログ]タブをクリックします。
(3) 操作手順
画面での操作手順を次に示します。
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[収集]ボタンをクリックします。
(4) 画面詳細
- [収集]ボタン
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snapshotログを収集し,選択したJ2EEサーバが稼働しているホスト上に格納します。