Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


10.8.18 レスポンスヘッダ・ゲートウェイ指定機能の設定(インプロセスHTTPサーバ)(V9互換モードの場合)

[その他の設定]画面を次の図に示します。

図10‒33 [その他の設定]画面

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

インプロセスHTTPサーバのレスポンスヘッダおよびゲートウェイ指定機能に関する情報を設定します。

(2) 表示手順

  1. 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。

  2. 次のどちらか一方の操作をします。

    J2EEサーバの場合

    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。

    J2EEサーバクラスタの場合

    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。

  3. [HTTPサーバ]タブをクリックします。

  4. [その他]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. インプロセスHTTPサーバのレスポンスヘッダに表示される文字列や,ゲートウェイに使用するホストの名称などを指定します。

  2. [適用]ボタンをクリックします。

    指定した情報が反映されます。

    エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

HTTP Serverヘッダの設定
Serverヘッダ文字列

レスポンスに自動的に付加するServerヘッダ(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.response.header.serverキー)を指定します。デフォルトは,「CosminexusComponentContainer」です。

ゲートウェイ指定機能の設定
ホスト名

ゲートウェイのホスト名またはIPアドレス(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.gateway.hostキー)を指定します。

ポート番号

ゲートウェイのポート番号(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.gateway.portキー)を指定します。この項目は,ホスト名を指定した場合だけ有効になります。

SSLアクセラレータの使用

SSLアクセラレータによって,クライアントからWebサーバへのリクエストのスキームがhttpsからhttpに変換される場合に,Webサーバへのリクエストのスキームをhttpsであると見なすかどうか(usrconf.propertiesファイルのwebserver.connector.inprocess_http.gateway.https_schemeキー)を指定します。デフォルトは,「しない」です。

  • する

    SSLアクセラレータを使用します。このため,httpsスキームを使用しているリクエストも受け付けられます。

  • しない

    SSLアクセラレータを使用しません。このため,httpsスキームを使用しているリクエストは受け付けられません。

[適用]ボタン

指定した情報を反映します。

[リセット]ボタン

指定した情報をリセットします。