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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


10.6.1 CTMドメインマネジャの基本設定

[CTMドメインマネジャの基本設定]画面を次の図に示します。

図10‒5 [CTMドメインマネジャの基本設定]画面

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

CTMドメインマネジャを稼働させるために必要な情報を設定します。

(2) 表示手順

  1. 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。

  2. [サーバビュー]タブ−[論理CTMドメインマネジャ]−[CTMドメインマネジャ]−[<CTMドメインマネジャ名>]をクリックします。

  3. [基本設定]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. 利用するパフォーマンストレーサやスマートエージェントなどを指定します。

  2. [適用]ボタンをクリックします。

    指定した情報が反映されます。

    エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。

環境変数,起動コマンドオプション,および停止コマンドオプションは,CTMドメインマネジャの起動時または停止時に使用されます。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

基本設定
利用するパフォーマンストレーサ(必須)

同一ホスト内に定義されたパフォーマンストレーサから,利用するパフォーマンストレーサ(ctmstartコマンドの-PRFIDオプション)を選択します。

利用するスマートエージェント(必須)

利用するスマートエージェントを選択します。

スプールディレクトリ

CTM実行環境ディレクトリ(環境変数CTMSPOOL)を絶対パスで指定します。ファイルセパレータには,「 / 」を使用します。デフォルトは,「<Application Serverのインストールディレクトリ>/CTM/spool」です。スプールディレクトリに,引用符(")は使用できません。

スプールディレクトリは,CTMドメインの管理に使用されます。該当するディレクトリには,CTMによって障害情報が出力されます。

CTMドメイン名

CTMドメインマネジャが属するCTMドメイン名(ctmstartコマンドの-CTMDomainオプション)を同一ホスト内で一意となるように指定します。デフォルトは,「CTMDOMAIN」です。

CTMドメイン名に指定できる文字は,0〜31文字(半角)の英数字,アンダースコア(_)です。ただし,「CTMDOMAIN」以外で,「CTM」または「ctm」で始まる文字列を指定した場合,エラーとなります。

ポート番号

CTMドメインマネジャがCTMドメイン構成情報を交換するために使用するポート番号(ctmdmstartコマンドの-CTMPortオプション)を指定します。5001〜65535の整数で指定します。デフォルトは,「20137」です。

[適用]ボタン

指定した情報を反映します。

[リセット]ボタン

指定した情報をリセットします。

(5) 注意事項