4.1.1 システムの起動手順
ここでは,システムの起動手順を,アプリケーションサーバ,運用管理サーバ,および統合ネーミングスケジューラサーバそれぞれの起動の流れに沿って説明します。
- 注意事項
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システム構成によって,アプリケーションサーバだけを起動する場合と,アプリケーションサーバのほかに運用管理サーバ,および統合ネーミングスケジューラサーバを起動する場合があります。
アプリケーションサーバのほかに,運用管理サーバ,および統合ネーミングスケジューラサーバを起動する場合,次の点に注意してください。
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運用管理サーバを使用するときは,運用管理サーバを最初に起動してください。
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統合ネーミングスケジューラサーバの起動順序は任意です。
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なお,データベース,LDAPディレクトリサーバ,EISなどの関連製品は起動済みであることを前提に説明します。データベース,LDAPディレクトリサーバ,EISなどを使用している場合は,必要に応じてあらかじめ起動しておいてください。
(1) アプリケーションサーバの起動の流れ
アプリケーションサーバの起動の流れについて説明します。CTMを使用しない構成の場合とCTMを使用する構成の場合に分けて,アプリケーションサーバの起動の流れを次の図に示します。
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図中の1.〜6.について説明します。
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Management Serverの起動
運用管理エージェントの起動後,Management Serverを起動します。ただし,次の場合はアプリケーションサーバでのManagement Serverの起動は不要です。
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運用管理サーバを使用する場合
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統合ネーミングスケジューラサーバでManagement Serverを起動する場合
なお,自動起動の設定をしている場合,ホストの起動と同時に,運用管理エージェント,Management Serverも起動されるため,起動の操作は不要です。
運用管理エージェントの起動方法および自動起動の設定については,「4.1.2(1) 運用管理エージェントの起動」を,Management Serverの起動方法および自動起動の設定については,「4.1.2(2) Management Serverの起動」を参照してください。
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Management Serverへのログイン
運用管理ポータルにログインします。ログイン方法については,「7.1.2 ログイン」を参照してください。
なお,運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,論理サーバを起動する場合,Management Serverへのログインは不要です。
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論理サーバの起動
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,論理サーバを起動します。論理サーバは次に示す順序で起動してください。
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パフォーマンストレーサ
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スマートエージェント
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CTMドメインマネジャ
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CTM
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J2EEサーバ
起動方法については,「4.1.2(4) 論理サーバの起動」を参照してください。
J2EEサーバ起動後,設定によってはJ2EEアプリケーションが自動起動されます。
なお,自動起動の設定をしている場合,Management Serverと論理サーバが一括起動されるため起動の操作は不要です。Management Serverの自動起動の設定については,「4.1.2(2) Management Serverの起動」を参照してください。
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リソースの開始
JavaBeansリソース,またはリソースアダプタを開始します。JavaBeansリソース,またはリソースアダプタを使用しない場合,この操作は不要です。
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,リソースを開始します。開始方法については,「4.1.2(5) リソースの開始」を参照してください。
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J2EEアプリケーションの開始
J2EEサーバ起動後にJ2EEアプリケーションが自動起動されている場合,この操作は不要です。
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,J2EEアプリケーションを開始します。開始方法については,「4.1.2(6) J2EEアプリケーションの開始」を参照してください。
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論理サーバ(Webサーバ・論理ユーザサーバ)の起動
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,Webサーバや論理ユーザサーバを起動します。起動方法については,「4.1.2(4) 論理サーバの起動」を参照してください。
なお,Webサーバの起動のタイミングはシステムの運用形態に依存しますが,最後に起動することでJ2EEアプリケーションへの要求受け付けを制御できます。また,Webサーバを使用しない場合は,Webサーバの起動は必要ありません。
(2) 運用管理サーバの起動の流れ
運用管理サーバの起動の流れを次の図に示します。
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図中の1.〜2.について説明します。
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Management Serverの起動
Management Serverを起動します。
なお,自動起動の設定をしている場合,ホストの起動と同時にManagement Serverも起動されるため,起動の操作は不要です。Management Serverの起動方法および自動起動の設定については,「4.1.2(2) Management Serverの起動」を参照してください。
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Management Serverへのログイン
運用管理ポータルにログインします。ログイン方法については,「7.1.2 ログイン」を参照してください。
なお,運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,論理サーバを起動する場合,Management Serverへのログインは不要です。
(3) 統合ネーミングスケジューラサーバの起動の流れ
統合ネーミングスケジューラサーバの起動の流れを次の図に示します。
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図中の1.〜3.について説明します。
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Management Serverの起動
運用管理エージェントの起動後,Management Serverを起動します。ただし,次の場合は統合ネーミングスケジューラサーバでのManagement Serverの起動は不要です。
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運用管理サーバを使用する場合
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アプリケーションサーバでManagement Serverを起動する場合
なお,自動起動の設定をしている場合,ホストの起動と同時に,運用管理エージェント,Management Serverも起動されるため,起動の操作は不要です。
運用管理エージェントの起動方法および自動起動の設定については,「4.1.2(1) 運用管理エージェントの起動」を,Management Serverの起動方法および自動起動の設定については,「4.1.2(2) Management Serverの起動」を参照してください。
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Management Serverへのログイン
運用管理ポータルにログインします。ログイン方法については,「7.1.2 ログイン」を参照してください。
なお,運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,論理サーバを起動する場合,Management Serverへのログインは不要です。
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論理サーバの起動
運用管理ポータルまたは運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,論理サーバを起動します。論理サーバは次に示す順序で起動してください。
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パフォーマンストレーサ
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スマートエージェント
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CTMドメインマネジャ
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CTM
起動方法については,「4.1.2(4) 論理サーバの起動」を参照してください。
なお,自動起動の設定をしている場合,Management Serverの起動後に論理サーバが一括起動されるため起動の操作は不要です。Management Serverの自動起動の設定については,「4.1.2(2) Management Serverの起動」を参照してください。
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