12.3.5 JPAの変更点
(1) CJPAプロバイダの廃止
従来のCJPAプロバイダは,JPA 2.2 APIに対応していないため使用できません。代わりに,アプリケーションサーバ 11-40では,JPA 2.2をサポートするJPAプロバイダを新たに提供しています。しかし,従来のCJPAプロバイダで提供していたCosminexus独自機能は使用できません。次に示すパラメタは,指定されていても無視されます。
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persistence.xmlの<property>タグに指定する「cosminexus.jpa」で始まるプロパティ
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J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルに指定する「cosminexus.jpa」で始まるキー
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Smart Composer機能で論理J2EEサーバに指定する「cosminexus.jpa」で始まるパラメタ
(2) 永続化先としてサポートされるデータベースの変更
アプリケーションサーバ 11-40のJPAサポート範囲では,永続化先として使用可能なデータベースは次の製品です。
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HiRDB
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Oracle
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PostgreSQL
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MySQL
それ以外のデータベースへの永続化が必要な場合は,JPA 2.2と永続化先データベースに対応したJPAプロバイダライブラリ※を用意し,CosminexusのJPA 2.2プロバイダの代わりにクラスパスに追加して使用してください。
- 注※
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EclipseLink,Hibernate JPAなど