10.13 J2EEサーバまたはバッチサーバの移行コマンドで自動的に追加/変更/削除される定義
J2EEサーバまたはバッチサーバのユーザプロパティファイルや作業ディレクトリ内のDD情報は,旧バージョンのものが09-70の環境でもそのまま継続使用されます。ただし,新バージョンで追加された機能,およびデフォルト値が変更された機能があり,互換性を維持するために,J2EEサーバまたはバッチサーバの移行コマンドがユーザプロパティファイルのプロパティや作業ディレクトリ内のDD情報を部分的に変換します。移行コマンド実行時に追加/変更されるキーと値,およびコマンドで取得した属性ファイルに追加されるタグについて説明します。
また,移行コマンドを実行すると,移行元バージョンから移行先バージョン間のすべてのバージョンごとに移行処理が実施されます。例えば,08-00から09-70へ移行する場合,08-00から08-50への移行,08-50から08-53への移行,08-53から08-70への移行,08-70から09-00への移行,09-00から09-50への移行,09-50から09-70への移行というように処理が実施されます。