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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


10.11 アプリケーションの設定(新規インストールの場合)

新しい環境で使用するアプリケーションを設定します。アプリケーションの設定手順を次に示します。

  1. J2EEアプリケーションが利用するリソースをJ2EEサーバに設定します。

    サーバ管理コマンドと属性ファイルを使用して設定します。属性ファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」を参照してください。

    • 記録していたセキュリティグループ(ユーザおよびロール)の情報を基に,セキュリティグループを追加してください。

    • 退避していた属性ファイルを使用してメールコンフィグレーションを作成してください。

    • 退避していた実行時情報付きJ2EEリソースアダプタをインポートしてください。

    • データソースを使用していた場合は,退避していた属性ファイルの情報を基にDB Connectorを登録し,開始してください。

  2. 退避していた実行時情報付きJ2EEリソースアダプタをインポートします。

  3. J2EEサーバを停止します。

  4. cjrarupdateコマンドを実行します。

    コマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2.2 J2EEサーバを操作するコマンド」を参照してください。

  5. J2EEサーバを開始します。

  6. 10.3 旧バージョンから11-40までの仕様変更の確認」に従い,J2EEアプリケーションを修正します。

    統合ユーザ管理が提供するuastartup.warまたはuastartup.earをデプロイしていた場合は,移行先のアプリケーションサーバが提供するものを使用してください。09-00以降では,次の場所にインストールされています。

    Windowsの場合

    <製品のインストールディレクトリ>\manager\config

    UNIXの場合

    /opt/Cosminexus/manager/config

  7. J2EEアプリケーションをインポートします。

  8. cjgetapppropコマンドでアプリケーション統合属性ファイルを取得します。

  9. 記録しておいたJ2EEアプリケーション内のEJB-JAR,WARのプロパティ情報,J2EEアプリケーションのカスタマイズ情報を基に,アプリケーション統合属性ファイルを編集します。

  10. cjsetapppropコマンドでアプリケーション統合属性ファイルを設定します。

  11. J2EEアプリケーションを開始します。