10.1 アプリケーションサーバの移行の概要
旧バージョンからアプリケーションサーバ 11-40への移行方法について説明します。移行の対象となる旧バージョンを次に示します。
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アプリケーションサーバ 08-00
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アプリケーションサーバ 08-50
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アプリケーションサーバ 08-53
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アプリケーションサーバ 08-70
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アプリケーションサーバ 09-00
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アプリケーションサーバ 09-50
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アプリケーションサーバ 09-60
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アプリケーションサーバ 09-70
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アプリケーションサーバ 09-80
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アプリケーションサーバ 09-87
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アプリケーションサーバ 11-00
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アプリケーションサーバ 11-10
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アプリケーションサーバ 11-20
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アプリケーションサーバ 11-30
なお,このマニュアルでは,次に示す構成ソフトウェアの移行を中心に説明します。
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Performance Tracer
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Component Container
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Component Transaction Monitor
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Component Container - Client
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Component Container - Redirector
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Developer's Kit for Java
旧バージョンからの移行を行う場合,使用しているアプリケーションサーバの全構成ソフトウェアを同時に移行する必要があります。上記で示していないほかの構成ソフトウェア(以降,他構成ソフトウェアと呼びます)の移行については,次に示すマニュアルを参照してください。
構成ソフトウェア |
参照先マニュアル |
---|---|
HTTP Server |
|
Reliable Messaging |
|
Web Services - Security |
|
XML Processor |
- 注意事項
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構成ソフトウェアは,バージョンごとに体系が異なる場合があります。
バージョンごとの構成ソフトウェアの体系について次に示します。
表10‒2 バージョンごとの構成ソフトウェアの体系 構成ソフトウェア
アプリケーションサーバのバージョン
備考
V8
V9
Component Container
○
○
なし
Component Transaction Monitor
○
○
V8まではApplication Server Enterpriseだけに同梱。
DABroker Library
○
○
互換用としてサポート。
Developer's Kit for Java
○
○
なし
Performance Tracer
○
○
なし
Reliable Messaging
○
○
なし
Server Plug-in
○
−
UNIXで動作する製品には含まれない。
TPBroker
○
○
なし
Web Services - Security
○
○
なし
XML Processor
○
○
なし
HTTP Server
○
○
V9から名称をHitachi Web ServerからHTTP Serverへ変更。
- 参考
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TPBrokerについては,明示的な移行作業はありません。このほか,アプリケーションサーバ上で動作するSOAPアプリケーションや,Webサービスなどの移行については,次のマニュアルを参照してください。
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SOAPアプリケーション
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JAX-WS仕様に対応したSOAP Webサービス/JAX-RS仕様に対応したRESTful Webサービス
マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド」
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アプリケーションサーバの移行の概要について説明します。