9.12.1 hndlwrap機能の概要
hndlwrap機能は,ログオフした場合にログオフイベント,およびウィンドウクローズが発生しないようにする機能です。
この機能は,Java Virtual Machine Tool Interface(JVMTI)を使用します。「hndlwrap2.dll」をJVMTIインタフェースでローディングすると,クラスの準備イベントを検出してログオフとウィンドウクローズのイベントを無視するイベントハンドラがインストールされます。これによって,-agentlib:hndlwrap2オプションを指定してhndlwrap機能を実行した場合には,ログオフ後もコマンドを動作させることができます。指定するオプションの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「14.5 Application Serverで指定できるJava HotSpot VMのオプション」を参照してください。