9.2 製品のJavaVMの機能の概要
アプリケーションサーバで動作するJ2EEサーバまたはバッチサーバのプロセスは,JavaVM上で実行されます。製品のJavaVMで提供している機能を次に示します。
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明示管理ヒープ機能
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クラス別統計機能
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インスタンス統計機能
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STATICメンバ統計機能
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参照関係情報出力機能
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統計前のGC選択機能
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Tenured領域内不要オブジェクト統計機能
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Tenured増加要因の基点オブジェクトリスト出力機能
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クラス別統計情報解析機能※
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Survivor領域の年齢分布情報出力機能
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hndlwrap機能
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JITコンパイル時のCヒープ確保量の上限値設定機能
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スレッド数の上限値設定機能
- 注※
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クラス別統計情報解析機能を使うと,拡張スレッドダンプファイルに出力されたクラス別統計情報をCSV形式で出力できます。
- ポイント
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クラス別統計機能のTenured領域内不要オブジェクト統計機能を実行した場合,次に示す機能は無効となります。
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インスタンス統計機能
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STATICメンバ統計機能
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統計前のGC選択機能
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製品のJavaVMでは,障害発生時の要因分析やシステムの状態確認に利用できるよう,ログの出力内容が拡張されています。このログは,製品のJavaVMログファイルに出力され,標準のJavaVMよりも,多くのトラブルシュート情報が取得できます。さらに,このログ(拡張verbosegc情報)を利用して適切なチューニングを実施することで,システムの可用性向上が図れます。製品のJavaVMログファイルについては,「5.7 JavaVMログ(JavaVMログファイル)」を参照してください。Java VMのチューニングについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「7. JavaVMのメモリチューニング」を参照してください。
次節以降で,製品のJavaVMの各機能について説明します。なお,明示管理ヒープ機能については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「7. 明示管理ヒープ機能を使用したFullGCの抑止」を参照してください。