Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


8.20.5 CJMSPリソースアダプタと接続するときのCJMSPブローカーのトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

〈この項の構成〉

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8‒130 CJMSPリソースアダプタと接続するときのCJMSPブローカーでのトレース取得ポイントの詳細

イベントID

図中の番号

トレース取得ポイント

レベル

0xA678

1

ResourceAdapter.start(ctx)の処理開始

A

0xA679

4

ResourceAdapter.start(ctx)の処理終了

A

0xA67A

5

ResourceAdapter.stop()の処理開始

A

0xA67B

8

ResourceAdapter.stop()の処理終了

A

0xA67C

2

helloメソッドを呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA67D

3

helloメソッドを呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA67E

6

good byeメソッドを呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA67F

7

good byeメソッドを呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

(凡例)A:標準

注※ 図8-84の番号と対応しています。

注意事項

イベントIDの0xA67Cと0xA67DはCJMSPブローカーとCJMSPリソースアダプタがコネクション接続をするための通信をしている間にも出力されます。

CJMSPリソースアダプタと接続するときのCJMSPブローカーでのトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8‒84 CJMSPリソースアダプタと接続するときのCJMSPブローカーのトレース取得ポイント

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

CJMSPリソースアダプタと接続するときのCJMSPブローカーで取得できるトレース情報(インタフェース名,オペレーション名,およびオプション)はありません。