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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


4.20 Component Container管理者のセットアップコマンドの実行情報(UNIXの場合)

Component Container管理者を設定している場合,Component Container管理者のセットアップ(cjenvsetupコマンド)の実行情報はメッセージログおよびテキストファイルに出力されます。過去の実行情報が存在する場合,種別ごとに4世代前まで保存され最新の実行情報を含め最大5ファイルまで保存されます。

また,上書きインストールで,上書きインストール前にComponent Container管理者のセットアップを行っていた場合は,Component Container管理者のセットアップ(cjenvsetupコマンド)は,インストール時に自動的に実行されます。

実行情報の出力先を次に示します。

表4‒32 Component Container管理者のセットアップ(cjenvsetupコマンド)の実行情報の出力先

分類

内容

ログ出力先およびログファイル名

メッセージログ

cjenvsetupコマンドの稼働ログ

/opt/Cosminexus/CC/logs/cjenvsetupmessage[n].log

テキストファイル

変更前ファイル(ディレクトリ)情報

/opt/Cosminexus/CC/logs/before_cjenvsetup_files[n].txt

テキストファイル

変更後ファイル(ディレクトリ)情報

/opt/Cosminexus/CC/logs/after_cjenvsetup_files[n].txt

注※ [n]には,世代数(1から4まで)が付きます。最新の実行情報には世代数は付きません。ログファイルは最大5ファイルが保存されます。

出力される内容の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「4.1.4 Component Container管理者を設定するときの注意事項(UNIXの場合)」を参照してください。