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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


4.7.1 運用管理コマンドを使用する場合

運用管理コマンド(mngsvrutil)を利用したJavaVMのスレッドダンプの取得は,mngsvrutilコマンドのサブコマンド「dump」の引数にserverを指定して実行します。

次のスレッドダンプを取得できます。

mngsvrutilコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「mngsvrutil(Management Serverの運用管理コマンド)」を参照してください。mngsvrutilコマンドのサブコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「7.3 mngsvrutilコマンドのサブコマンドの詳細」を参照してください。

実行形式,実行例,および出力先を次に示します。

実行形式
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名>[:<ポート番号>] -u <管理ユーザID> -p <管理パスワード> -t <論理サーバ名> dump server
実行例
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw1 -t myserver dump server
出力先
J2EEサーバを対象にする場合
  • Windowsの場合

    <作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名称>\javacore*.txt

  • UNIXの場合

    <作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名称>/javacore*.txt

注※ <作業ディレクトリ>は,J2EEサーバのユーザ定義(usrconf.cfgファイル中のejb.public.directory)で指定されたディレクトリを指します。デフォルト値は,次のとおりです。

  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\server\public

  • UNIXの場合

    /opt/Cosminexus/CC/server/public

CORBAネーミングサービスおよびCTMを対象にする場合
  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストールディレクトリ>\TPB\logj\javacore*.txt

  • UNIXの場合

    /opt/Cosminexus/TPB/logj/javacore*.txt