4.3.3 Component Transaction Monitorのログの取得
ここでは,Component Transaction Monitorのログの出力先について説明します。
(1) Component Transaction Monitorのログの種類
Component Transaction Monitorでは,CTM識別子ごとにCTMデーモン,CTMコマンドのログを出力します。また,システムでトラブルが発生したときの保守員による障害解析用に,各種保守情報を環境変数CTMSPOOLの設定ディレクトリに出力します。ctmlogcatコマンドを実行することで出力メッセージを確認できます。
日常的な運用で監視する場合はイベントログ,およびsyslogを監視します。
(2) Component Transaction Monitorのログの出力先
Component Transaction Monitorのログの出力先を次に示します。
内容 |
出力先ディレクトリ※1 |
---|---|
CTMデーモンおよびCTMコマンドのログ |
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CTMドメインデーモンのログ |
|
モジュールトレース |
|
構造化例外発生ログ (Windowsの場合) |
<環境変数PRFSPOOLの設定ディレクトリ>\oslttrc |
保守情報 |
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- 注※1
-
[n]には「01」または「02」が表示されます。
- 注※2
-
運用に必要なメッセージが出力されます。ログファイルの出力先はWindowsのイベントログの設定によって異なります。
- 注※3
-
運用に必要なメッセージが出力されます。syslogの設定に関する詳細については,OS付属のマニュアルを参照してください。