3.1 この章の構成
トラブルシューティングに関する説明のうち,トラブルシューティングに必要な資料を取得するための設定について説明します。
トラブルシューティングに必要な資料の一部は,運用を開始する前に設定が必要です。また,デフォルトで設定されているログの出力先,サイズなどを変更することもできます。
トラブル発生時に取得する情報のうち,次に示す情報を取得するためには,運用を開始する前に設定が必要です。
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JavaVMログ(JavaVMログファイル)
このファイルには,JavaVMのGCのログも出力されます。
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ユーザダンプ(Windowsの場合)
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coreダンプ(UNIXの場合)
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OSの統計情報(Windowsの場合)
これらの情報については,必要に応じてシステム構築時に取得するための設定をしてください。
この章の構成を次の表に示します。
分類 |
タイトル |
参照先 |
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解説 |
資料取得の設定の概要 |
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設定 |
実行環境での設定 |
なお,トラブルシューティングの概要,資料の出力方法および出力内容については,それぞれ次の個所を参照してください。
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トラブルシューティングの概要と,資料を自動で出力する方法
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収集する資料の出力先と,資料を個別に出力する方法
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資料に出力される内容